FXで勝つ方法とは?サイコロで確率思考と勝ち方・負け方を知ろう!

もし、あなたが「FXでなかなか勝てない」と嘆いているならば、そもそも「FXで勝つ」ということが、どういうものなのかを知らないからかもしれません。

こんにちは、FXトレーダーのmonoです。

今回は、長期間にわたってFXで勝ち続ける方法とは、どういうものなのか、それを実体験してもらえる方法をお伝えします。FXで勝つために必須の、確率思考による正しい勝ち方と負け方を知ってください。

この考え方だと苦しくて、絶対に勝つことが出来ない

まず初めに、初心者や勝てなくて苦しんでいる人が思い込んでいる、間違った考え方について説明します。

勝つことが出来ない間違った考え方

  1. 損切りしたくない(1回も負けたくない)。
  2. このトレードで絶対に勝ちたい。

こうした「勝つことが出来ない考え方」のままだと、FXがつらくて苦しいものになってしまい、長期間トレードを続けること自体が難しくなってしまいます。

FX相場の未来はだれにも分からないからこそ、勝率100%で勝ち続けることはあり得ず、どんなに優れたトレーダーにも必ず損切りをする場面がやってきます。

含み損だったポジションが運良く建値に戻ってきてトントンで決済できることもありますが、それを期待して放置することを続けていては、いずれ含み損が大きくなって強制ロスカットになるときが訪れます。

また、FX相場の未来はだれにも分からないからこそ、「勝つぞ!」と決意したからといって、思ったように勝つことが出来るものではありません。

どんなに優れたトレーダーでも、ポジションをもった瞬間から一度も含み益になることなく逆行し続けることは、いくらでも起こります。

「損切りしたくない」「絶対に勝つぞ」という思いが裏切られる場面は、FXの中で必ずやってくるのです。

勝つことが出来ない間違った考え方をもっていると、トレードのたびに恐怖を感じ、苦しみ、痛みを感じることになってしまいます。

そんな状態では、勝てるトレーダーに必須の心理状態である「冷静さ・平常心」からは、どんどん遠ざかってしまうばかりです。

勝つことが出来ない間違った考え方に共通するもの

そんな間違った考え方の背景にあるのは、損失を出すことへの恐怖です。

自分の大切なお金を増やそうと思ってFXをしているのに、それが減ってしまうという現実はとても受け入れられない──そう思うのは誰でも同じ。

なぜならこれは、人間の本能として当然の反応だからです。

あなたは、なぜそんなに損失を恐れてしまうのか

原始人の家族のイラスト

突然ですが、ここで話を人類が原始人だった時代に戻します。

人類は250万年もの期間、ずっと狩猟採集生活をしていたといわれています。獲物を追いかけ、木の実を集め、その日を暮らしていたのが私たち人類です。

農耕の歴史は2万年ほどですし、近代文明の歴史はわずか150年程度ですから、狩猟採集生活がどれだけ長かったかが分かります。

当時の人々の日常生活のなかで最も重要なことは、何よりも「生き延びて子孫を残すこと」でした。

命を落とす可能性があれば、それを徹底的に避けようとしますし、そのためならどんなことでもするのです。

目の前の獲物は全力を上げて仕留めようとしますし、それを逃すということは未来の死を意味しますから、本当に必死で狩りをします。

苦労して森で手に入れた木の実は、大切に少しずつ食べていきますし、それをだれかに取られたり無くしたりしないように、いつも細心の注意をはらいます。

つまり、生きる上でのリスクには、とても敏感だったのです。

そんな人々が、あなたと私のご先祖様なのであり、リスクへの恐怖は遺伝子レベルで受け継がれているのです。

証拠金が減ることを極度に恐れるのは、「命をつなぐ大切な食べ物である木の実が減ってしまう!」と、本能が恐怖を感じてしまっているからです。

目の前のトレードで「絶対に勝つぞ!」と思うのは、「獲物を逃すと空腹になって死んでしまう!」と、本能が危機感を感じてしまっているからです。

あなたがFXで損失を恐れたり、勝つことにこだわってしまうのは、人間として当然のことだったのです。

※FXトレードと恐怖心については、以下の記事が参考になります。

「FXで勝てないのは、バカになってるからだ」といわれたら、どう思いますか? 「おい、バカにするな!」と怒られそうですが、ちょっと...
目の前にエントリーチャンスがやってきたけど、「損切りになって資金が減るのが怖い……」と思ってしまい、どうしてもエントリーできない──そ...

あなたの本能がカン違いをしているだけ

人としての本能が、FXトレードで勝つことが出来ない間違った考え方の原因だというならば、本能を無理やりにでも押さえつけたり、変えなければならないのでしょうか?

いいえ、そんな必要はありません。

確かにあなたは、ご先祖様と同じように「リスクを発見して警戒する(恐れる)」という本能的な仕組みをもっています。原始時代なら、この「警戒する(恐れる)仕組み」が、生き延びる役に立っていました。

しかし、文明の発達した現代社会で生きる私たちにとっては、この本能はとても過剰な仕組みであり、おおげさ過ぎる反応を生むものになっています。

つまりこの仕組みは、日常のちょっとしたキッカケですぐに誤作動してしまうのです。

ならば、トレード中にこの「恐れる仕組み」が誤作動しないようにすることで、穏やかな平常心でトレードできるようになれると思いませんか?

損切りもあるし、勝てなくて利益を取り逃すこともあるけれど、それは「命にかかわるリスクではない」と本能が納得してくれれば、そこに恐怖を感じることは減っていくはずです。

「恐れる仕組み」がトレード中に誤作動しないためには?

では「恐れる仕組み」がトレード中に誤作動しないようにするには、どうすればいいのでしょうか?

あなたが損切りを恐れたり勝つことに執着してしまうのは、「トレードの結果」と「命にかかわるリスク」を同じものだと思い込んでいるからだとするならば、その「間違ったつながり」を断ち切る必要があります。

そうすることによって、「恐れる仕組み」がトレードの結果に反応しないようにしていくのです。

そのための方法が、これから紹介する「サイコロゲーム」です。

サイコロをつかって「長期的に勝つFXトレード」を体験してみよう

多数のサイコロの写真

用意するもの:サイコロひとつ

用意するものは、サイコロひとつだけで大丈夫です。手元になければ、六角形のエンピツにマジックで数字を書いたものでもOKです。

自分の手を動かしてやってみること──これが重要なので、できるだけ実物のサイコロなどを使ってください。

もし、どうしても用意できないのであれば、ネット上に「乱数メーカー」というツールがあるので、それで代用してください。

リンク 乱数メーカー

サイコロゲームのやり方

ルール

  1. 持ち点10ポイントからスタート。
  2. 「1,2,3,4」が出たら勝ちで、+1ポイント。
  3. 「5,6」が出たら負けで、-1ポイント。
  4. 持ち点が30ポイントになるまでくり返す。

ルールはこれだけです。

サイコロの目にしたがって、アタマの中でポイントを足したり引いたりしながら、その数字が30になるまで続けましょう。

「10,9,10,11,12,11,10,11,12,13,14,13……」──こんな風に勝ち負けを重ねながら、ポイントが増えたり減ったりしていきます。

それでは、さっそく始めてみましょう。

じゃんじゃんサイコロをふってください。

期待値のことを知っているだけでは意味がない

もし、あなたが期待値について知っているなら、これが「期待値プラスのゲーム」だということに気づいているかもしれません。

つまりこのサイコロゲームは、やればやるほどプラスになるゲームだということが、数学的には証明されているのです。

しかしあなたは、これまで実際に、それを自分の手で体験したことはありましたか?

「くり返せばくり返すほど、ポイントが増えていくんでしょ?」と、頭では知識として分かっていたかもしれません。

しかし、どんな風に勝ち負けを重ねながらポイントが増えていくのか、そしてどれくらいの回数を投げればポイントが3倍になるのか、その実際の様子をあなたは目にしたことがありましたか?

「あ……。知識としては知っていたけど、実際にやったことはなかったな……」

あなたがそう気づいたのなら、それは大きなチャンスです。知識として知っていたことを、あなたの血肉とするチャンスなのです。

サイコロをふり続け、勝ったり負けたりしてポイントが増減しながら、だんだんポイントが大きくなっていく──その姿こそが、まぎれもない「長期的に勝つFXトレード」の真の姿です。

さあ、サイコロをふってみましょう。

サイコロゲームが教えてくれる「確率思考」

サイコロゲームをやってみて、どうでしたか?

  • 「なかなか勝てないものだなあ」
  • 「連勝が続いて、あっという間だったな」
  • 「勝ちが続かず、足踏みするような時期があったぞ」
  • etc…

色々と感じたと思いますが、最初のポイントが3倍になるというのは、実際のFXトレードに当てはめてみれば、とても素晴らしい結果です。

ゲームという形ではあっても、それを実際に体験したということは、あなたにとって大きな意味をもっています。

なぜなら、そこには確率思考という「正しいFXトレードの考え方」が、しっかりと含まれているからです。

勝ち続けるための正しいトレードの考え方=確率思考

勝ち続けるための正しい考え方=確率思考

  1. 損切りは、利益を積み重ねていくプロセスの一部である(勝つことと負けることは“左右の足”である)。
  2. ひとつのトレードの勝ち負けには意味がない。

カンのいいあなたなら、これを見て「あ……!」と腑に落ちたかもしれませんね。

では、勝ち続けるための正しいトレードの考え方について説明していきます。

まず損切りとは、避けるべきものでもなければ、悪い出来事でもありません。

損切りは、利益を重ねるプロセスを進めていくために、あって当たり前のものなのです。ちゃんと損切りが出来るということは、正しい負け方を実践できているということです。

サイコロゲームのポイントが増え続けていったのは、あなたが勝ちの目を出したからでもなければ、負けの目を避けるのが上手かったからでもありません。

なぜならあなたは、自分の手でサイコロの目を変えて勝つことは、決して出来ないのですから。

では、どうしてあなたのポイントは3倍になったのでしょうか?

それはズバリ、あなたがサイコロをふり続けたからなのです。

「え?なにをいっているの?」と思いましたか?

あなたは、勝とうが負けようが一回の結果にとらわれることなく、繰り返しサイコロをふり続けたからポイントが3倍になったのです。

そして実はそのとき、あなたは無意識のうちに「この一回のサイコロで勝つこと」ではなく、サイコロをふる回数を増やしていくことを目的に行動していたのです。

これがFXにおける確率思考にもとづいた行動です。

あなたはゲームの途中で、「なかなか30ポイントにならないなあ……」と思いながらも、次々とサイコロをふり続けていたのではないですか?

そのとき、「次のサイコロが負けだったらどうしよう……」とか、「必ず勝てる振り方(勝ち方)が知りたい!」などと考えていましたか?

きっと、次々とサイコロをふることに集中していたと思います。そしてこの状態こそ、確率思考の正しい考え方で行動できている状態なのです。

これは例えるならば、勝つことは「右足」、負けることは「左足」であり、ポイントが増えていくことは「両足で前進し続けること」なのです。

もし「左足をつかいたくない」といっている人を見たら、あなたはどう思いますか?

確率思考で道を走るランナーの写真

さてサイコロゲームでは、勝とうが負けようがお金には何の関係もありませんから、安心してふり続けることが出来たと思います。

もしこのゲームを実際にお金を賭けてやっていた場合は、2~3回続けて負けたとき「ああ、また負けた。勝てない!もうやめた!」とか、「怖くてもうサイコロをふれない……」となってしまう可能性が大いにあります。

でも、今回サイコロゲームでポイントを3倍にした今のあなたなら、きっとこう思うはずです。

「ふればふるほど増えていくんだから、勝とうが負けようがサイコロをふり続ければいいじゃないか」──と。

そして、その上でさらに経験を積んでいって、FXでも自然とそう思えるようになったなら、それは、正しい勝ち方と負け方を体得して「強いトレーダーとしての平常心」を手に入れた証拠です。

そのときには、FXトレードを「命にかかわるリスク」だと思って誤作動してしまっていた、あなたの「本能の働き」も、ずっとおとなしくなっていることでしょう。

まとめ&大切な大前提「手法の優位性」について

まとめ

  1. 勝つことが出来ない間違った考え方の背景にあるのは、損失を出すことへの恐怖。
  2. 「警戒する(恐れる)仕組み」が誤作動して、FXを難しいものにしていた。
  3. 誤作動をとめて「正しい考え方(勝ち方)=確率思考」を身につけるために、サイコロゲームをする。

サイコロゲームは、一回だけではなく、条件を変えてみて何度もやってみることがおすすめです。やればやるほど、ジワジワとあなたの中に正しい考え方(勝ち方)=確率思考が定着していきます。

さて、今回は当然のこととして、ほとんど触れずにいたことですが、大前提としてサイコロ(トレード)には優位性が必要です。

長期的に勝てるかどうか分からない手法で、ただ闇雲に続ければいいということではありません。

そこで重要になってくるのがチャート検証であり、いわゆる「長期的に勝てる手法」をもっているかどうかです。

以下の記事で、FXの検証方法について解説していますので、検証で悩んでいるなら、ぜひ読んでみてください。

「FXの検証方法が分からない!」というのは、とても多い悩みです。 検証ができなければトレード手法をもつことも出来ませんから、FX...
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以上、FXで勝つ方法とは?サイコロで確率思考と勝ち方・負け方を知ろう!、についてお伝えしました。

こちらの本もおすすめです

この本は、確率思考に則って実際にトレードしている様子を知ることが出来る、優れた一冊です。

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  • 著者:トニー・オズ
  • 確率思考のトレードをリアルに追体験できる貴重な書籍。

また、ポーカーを題材にした本は、FXトレードの確率思考を深く理解するのに役立ちますので、ぜひ一読をおすすめします。

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【追記】第二弾の記事があります

サイコロゲームを題材に、損小利大トレードについて解説した記事です。

↓こちらのリンクからどうぞ。↓

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