FXのチャート検証やトレードノートなどを毎日継続する方法とは?

チャート検証やトレードノートを続ける方法

あなたは日頃から、FXの検証やトレード練習をしたり、トレードノート(売買記録)を書いたりすることを続けられていますか?

こんにちは、FXトレーダーのmonoです。

今回は、チャート検証やトレード練習、トレードノートを書くことなどを、ストレスなく継続していく方法について、詳しく解説していきます。

この記事を読むことで、今まで取り組みが継続できなかった理由が分かり、それらを解決する方法を知ることが出来ます。

夏休みの宿題は、ちゃんとやってましたか?

  • 「夏休みに入ったら、まず宿題の計画を立てなさい」
  • 「毎日、午前中に宿題をやりなさい。遊ぶのはそれを済ませてから」

あなたもこんな風に、学校や親から言われた記憶があるのではないでしょうか。そして多くの子供たちはその後、こんな風にあれこれ口うるさく言われることになります。

  • 「ちゃんと宿題やったの?」
  • 「今日は○○をする約束でしょ!遊んでちゃダメでしょ!」
  • 「もう夏休みも〇日しかないのよ!後で泣きついても知らないわよ!」
  • 「だから言ったでしょ!もう、あんたって子は本当に……」

……思い出すだけでもゲンナリしてきますね。

  • 「ああ、もう、分かってるって!」
  • 「今からやろうと思ったのに、やる気なくした!」

そんな“売り言葉に買い言葉”のようなやり取りを、母親と何度も繰り返した人も多いのではないでしょうか。

今思うと、こんなやり取りはとてもストレスフルなものだということがよく分かりますし、こうした環境でスムーズに学力が身につくとはとても思えません。

夏休みの宿題と「FXのチャート検証やトレードノート」との共通点

夏休みの宿題には、次のような特徴があります。

夏休みの宿題の特徴

  1. 学力を身につけて成長していくために、ぜひやっておくべきもの。
  2. 「やるべき課題の全体」が見えていて、そのボリュームの大きさに圧倒されてしまう。
  3. 個々の宿題は簡単なものもあれば難しいものもあるが、基本的に単調で退屈だったり(算数ドリルなど)、面倒くさかったりする(自由研究や工作など)。

これらは皆、FXのチャート検証やトレード練習、トレードノートを書くことにも見られる特徴であり、多くの人が「チャート検証や練習は大事」とか「トレードノートは必要だ」といいながらも実際には出来ていない、その理由のひとつになっているのです。

夏休みの宿題ができない背景にあった大きな要因は、口うるさい母親から受ける「否定的なメッセージ」と、テレビやゲームなどの「目先の快楽への誘惑」というものでした。

FXで勝つためには、チャート検証をしたりトレードノートを書くことが必要なのは分かっているが、どうしてもそれに手を付けられないし続けられない──こうした悩みの背景にあるのも「否定的なメッセージ」と「目先の快楽への誘惑」です。

そして、これらの要因の中でより重要で影響が大きいのは、実は「否定的なメッセージ」の方なのです。

もしかすると「自分は別に、誰かからFXについて口うるさく言われていないけど?」と思うかもしれませんが、この否定的なメッセージというのは、自分が自分に対して発しているメッセージのことです。

相手が自分だからこそ、他人には言えないような過激でひどいことを平気で言ってしまうため、とても大きな精神的ダメージを自分に与えてしまっているのです。

自分への否定的なメッセージがもたらす悪影響

  • 「また負けた……。こんなことでは永遠にFXで稼げないぞ」
  • 「チャート検証をするつもりだったのにゲームに夢中になるなんて、俺はなんてダメな奴なんだろう……」
  • 「調べものや勉強は昔から向いてないから、自分には検証なんて無理だよ」
  • 「あんなところでチキン利食いするなんて、自分が情けなくなる……」
  • 「もうこんな時間だ。これじゃあ、いくらやっても検証が終わらないぞ」
  • 「自分みたいにダメなやつが、本当にFXで勝てるようになるのか?」

あなたはトレードやチャート検証をしているとき、心の中でこんな否定的なメッセージを自分に対して言ってしまっていませんか?

夏休みに母親から言われた言葉が可愛らしく見えるくらい、こうした言葉はとてもネガティブですし、もし他人からこんなことを言われたら、激しく落ち込むか、「バカにしやがって!」と怒り出してしまうことでしょう。

それも一度だけならまだしも、毎日毎日しつこく言われ続けたなら、精神的にまいってしまうのも想像に難くありません。

自分を責めているように見えて実は、他人のせいにしている

自分に対して否定的なメッセージを発することの問題点は他にもあり、これは一見すると気づき難くく、根深い原因にもなり兼ねないものなので、ここでこの問題点を知っておくことが大切です。

「自分はなんてダメなんだ!」と言いたくなるようなことが起きたとき、心の中では無意識に「犯人捜し」が行われています。

もちろん、そんなダメなことをしてしまった自分が犯人なのですが、このとき「犯人を裁く裁判官」の役を自分がしてしまう結果、裁判官である「今の自分」が、過去に失敗を犯した「犯人の自分」を罰しようとしてしまうのです。

これは言い換えると、現在の「正しい自分」が、過去に悪いことをした「自分じゃない人」を責めている状態なのです。これを一言でいうと、「自分は悪くない!」という心理状態になっているということです。

人間はこうした態度を取ることで、無意識に自分を守ろうとしてしまうものなのです。だからこそ、一方的に怒って罵詈雑言をあびせることも出来てしまいます。

しかし実際に責めている相手は紛れもなく自分なわけですから、結果的には自分にダメージを与えてしまっています。今の自分と過去の自分を心理的に分けているだけで、どちらも自分であることに違いはないからです。

このように「自分は悪くない!」と思うことによって現実逃避をする代償として、自分の心にダメージを与えてしまっているのです。

自分を責めているようで実は他人を責め、他人を責めているつもりで自分に矛先を向けている──自分で自分に否定的なメッセージを言い続けるとは、こういうことなのです。

こんな精神状態では、日々のトレードはもちろん、チャート検証やトレードノートの記録にも身が入らないのは当然です。

まずはこうした実情を知ることを通して、自分への否定的なメッセージを発することの悪影響を自覚することが、最初の大切な第一歩になります。

否定的なメッセージを言うのをやめるには?

FXを継続できないと責める

先程あげた「夏休みの宿題の特徴」をFXに置き換えると、次のようになります。

FXの検証やトレードノートなどの特徴

  1. トレードスキルを身につけてFXで勝つために、ぜひやっておくべきもの。
  2. 「やるべき取り組みの全体」が見えていて、そのボリュームの大きさに圧倒されてしまう。
  3. 個々の取り組みは簡単なものもあれば難しいものもあるが、基本的に単調で退屈だったり、面倒くさかったりする。

こうした特徴があるため、「やるべきこと」だと分かっていても、なかなか手が付けられず先送りにしてしまいがちです。

そこへ輪をかけるように、やるべきことをやらない(やれない)自分を責める「否定的なメッセージ」が襲い掛かってきます。

ハンディキャップの存在を“知る”ことから始まる

ただでさえ手を付けづらい取り組みを、少しでもやりやすくするためには、まず「否定的なメッセージ」というハンディキャップを解消することが必要です。

そのためには、まず「その事実を知ること」です。自分が自分を責めているという、その心理的な仕組みを“知る”ということが求められます。

人間は、今まで知らなかった対象のことを“知る”ことによって、その対象を意識的に観察できるようになります。

つまり、無意識のうちに自分を責めているという事実(とその心理的な仕組み)を知ることによって、次からは意識的に「自分を責めている状況」に注意を向けることが可能になるわけです。これは脳科学でいうところの「認識における盲点が外れる」と呼ばれるものです。

今までなら「自分はダメだ……」と落ち込むだけだったものが、「あ、また責任逃れの現実逃避をしようとしているぞ」と気づくことが出来るようになりますし、気づくことさえ出来れば、その行動を中断して別の選択肢を選べる可能性も出てきます。

敵がどんな相手なのか分からない状態で戦うことは不可能です。まずは、その相手の姿を知ることが必要たということなのです。

そしてさらに面白いことに、人間の心理的な仕組みとして、対象のことを知っただけでも「それまで感じていた不安や苦しみ」がかなり解消されてしまうものなのです。

これを昔の人は「幽霊の正体見たり枯れ尾花」といい表しました。恐ろしいとか苦しいとか思っていたものも、正体を知ると何でもなくなるというわけです。

つまりあなたがこの記事を読んでいる時点で、実はある程度の効果があらわれているのです。

そして、さらにこれから説明する「5つの方法」を実践していくことで、チャート検証やトレード練習、トレードノートなどを続けやすくなりますので、しっかりと“知って”、そして実践していって下さい。

チャート検証やトレードノートなどを継続していく方法

《方法1》自分に罰を与えるのではなく、肯定的に自分を指導する

自分への否定的なメッセージを減らしていくことと併せて、まず試してもらいたいのが、「自分を褒めるメッセージ」を活用していくことです。

教育学の前提として、人は多くの場合、間違いを罰することから正しい行動が引き出されることはないとされています。ですから自分自身へのメッセージは、絶えず肯定的なものであることが大切になってきます。

あなたは勉強をする子供であると同時に、それを見守り導いていく母親でもあるのです。

出来なかったことを責めて罰を与えて「本当はこうすべきだ」と教えても、いわれた通りのことを身につけることは困難です。

そうではなく、出来たことを褒めて「それでいい」と教えることで、やるべきことを容易に身につけていくことが出来るものなのです。

人は、正しい行動を褒められれば正しい行いをすることを学び、間違った行動を叱られれば恐れることを学んでしまう生き物です。

ですから、少し行動して、それを褒めて、少し目標を上げてまた行動して、また褒めて──というように繰り返すことが、教育学&心理学的見地から見てとても効果的なのです。

バカバカしいほど小さな作業に分解してやってみる

そこで実践してもらいたいのが、バカバカしいほど小さな作業に分解してやってみるというアプローチです。

小学校1年生のときの授業内容を思い出してください。そこでは、今思えばバカバカしいほど簡単で、かつ短時間で出来るような小さな取り組みをくり返していたはずです。

生まれて初めて学ぶことばかりなのですから、それは当然のことだったわけですが、大人になるとなぜか「それは分かっている」「それは出来る」と思ってしまって、初歩的なことを疎かにしてしまいます。

チャートにサポートラインレジスタンスラインを引いたり、ダブルボトムヘッドアンドショルダーネックラインを引いたり、押し安値や戻り高値を特定したり、包み足やはらみ足などのプライスアクションを見つけたり──。

こうしたことは「もう分かっている」と言って片づけてしまいがちなものです。しかしリアルチャートと向き合ってみると、たちまちお手上げになってしまったりするのです。

つまり、実際には「分かっていない」から「出来ない」ので結果が出ていないのに、「自分には向いていない」とか「こんなことに意味は無い」といって簡単に諦めてしまうのです。

本当は大人になっても、何かに初めて取り組むときには、小学1年生のように初歩から少しずつやるべきです。少しずつ実践し、出来た自分をしっかりと褒めて、着実に前進していくことが大切なのです。

その「出来たこと」は決して簡単なものでもバカバカしいものでもありません。なぜならそれは、あなたにとっては「生まれて初めてやったこと」なのであり、あなたの人生の中では特筆すべき達成だからです。

だから、そのことをしっかりと自分で褒めるのです。そしてそこから、ほんの少しだけ難易度を上げた取り組みに着手して、達成したらまた同じように褒めて下さい。

効果的な「自分へのご褒美」の与え方

自分で自分を褒めること自体が、自分への精神的なご褒美になりますが、実際の品物によるご褒美を自分に与えるのも効果的です。

そのときに役立つ、ある心理学の知見があります。

人は、品物がもらえると約束されるとモチベーションが高まりますが、実は「品物がもらえる可能性」を感じるだけでも同様にモチベーションが高まるのです。

つまり「これをやったら(確実に)ご褒美がもらえる」という約束も、「これをやったらご褒美がもらえる“かもしれない”」という期待感も、同じように効果があるということなのです。

この性質を利用することで、「ご褒美のチョコレートを食べ過ぎてしまった……」とか「ご褒美で無駄な買い物をしてしまった……」といった失敗を防ぎつつ、ご褒美の効果を最大限に高めることが可能です。

その具体的な方法は、次の通りです。

自分への効果的なご褒美の与え方

  1. 小さな紙をたくさん用意して、ご褒美の「抽選くじ」を作る。
  2. 当たりくじには、ご褒美の内容を書いておく。
  3. 1等は「嬉しい!」と思えるくらいのものを用意する。
  4. 2等と3等は、簡単で安上がりなものにしておく(好きなを本を1冊購入とか、お菓子1個など)。
  5. 検証をしたりトレードノートを書き終えるたびに「抽選くじ」を引く。

ポイントは、1等を本当に嬉しいご褒美にしておくことと、ハズレくじを大量に入れておくことです。その代わり、3等はある程度の数を入れておくのが好ましいです。

また、引き終わったくじを1回ごとに元の入れ物に戻すかどうかは、あなたの好みで決めてもらって構いません。

こうして「1等が当たるかも!?」という期待感によって、十分なご褒美の効果が生まれます。そして、くじを引いたときのワクワク感が検証作業やトレードノートと紐づけられることによって、心理的な抵抗感がグッと下がり、取り組みを続けやすくなります。

これは神経言語プログラミング(NLP)における「アンカリングとトリガー」の効果を利用したものです。

何かの目標に取り組むときの困難とは、単にそれを達成することではなく、取り組みを継続させていくことなのです。

そのためには、自分の行動を認めて褒めることと、ご褒美を与えることの両方を上手く活用していって下さい。

《方法2》トレードノートの効果的な書き方を実践する

楽しそうに検証やトレードノートを書く子供たち

トレードノートを少しでも書いたことがあれば分かると思うですが、その日のFXトレードを終えてノートに記録するとき、エントリーと決済の記録以外に書く内容は、おおむね次のようなものになる傾向があります。

多くのトレーダーがトレードノートに書いている内容

  1. 「上手くいかなかった」「気づくのが遅れた」といった反省点
  2. 「もっとこうするべきだ」という改善点
  3. 「あそこでミスをしてしまった」「二度とこんな失敗をしてはいけない」というミスの指摘

「これにどこか問題でもあるの?」と感じるかもしれませんが、トレードノートを書くことが習慣になっていない段階では、こうした内容を書くことは実は好ましくないのです。それどころか、取り組みを継続していく上では逆効果になってしまいます。

これらの内容を一言でいうと「減点方式による採点」です。言い換えると「駄目なところに注目して評価を下している」ということです。

自分の弱みや至らないところに注目してそれを自分の手で書くことは、心理的にはとても不愉快なことです。そんなトレードノートを書き続けることによって、FXと不愉快な気持ちとが、あなたの心の中で徐々に関連づけられてしまいます。

つまり「FXトレード=批判や罰」という図式が心の中に出来てしまうため、トレードノートはおろか、検証や日々のトレードそのものが「不愉快で嫌なもの」へと変化してしまう危険性があるのです。

ですからトレードノートに取り組み始めた最初の段階では、それが例え小さなことでも「やるべきこと」を正しくやれたならば、小さな子供に「よく出来ましたね~」といってあげるようなつもりで、「正しい行動ができた。素晴らしい」と書いてしっかりと自分を褒めて下さい。

単に1回トレードしただけでも、想定したレートでちゃんとエントリー出来たりポジション決済のクリックが出来たのなら、それは「正しい行動が出来た」という立派なことなのです。まずはトレードノートには、こうした行動を認めて褒める文章を書きましょう。

一見すると馬鹿らしく感じるかもしれませんが、自分の手を使って書いて褒めるという行動には驚くほどポジティブな効果があり、これは脳科学の研究によっても実証されています。

あなたが子供だった頃、親に叱られるのと褒められるのとでは、どちらが「やる気」が出たでしょうか? どちらが「またやろう」と思えたでしょうか?

先程もいったように、人は、正しい行動を褒められれば正しい行いをすることを学び、間違った行動を叱られると恐れることを学んでしまう生き物です。

トレードの取り組みをスムーズに継続していくために、自分が行えた正しい行動をしっかりと認め、褒めていくことをおすすめします。

確かに、本来トレードノートに書くべき大切な項目のひとつは「トレード中のミスや失敗」であることは間違いありません。同じ失敗を繰り返さないようにするために、反省すべき点を洗い出してそれを記録することは必須ですし、避けては通れないことです。

しかしまず最初は、このように「褒めること」を通じて、継続的にトレードノートを書き続けていくことを目指しましょう。ミスや失敗を記録して改善していくのは、トレードノートが習慣化し始めてからでも大丈夫です。

順調にステップアップできたら、そこで改めて自分の失敗やミスと向き合って記録し、その改善をしっかりと進めていけばいいのです。

その段階になったら、下の記事が役に立つはずですので、さらなる向上のために読んで実践してみて下さい。

「FXトレードで勝つためには、トレードノートに記録を書いて検証することが大切」といいますが、あなたはちゃんとトレードノートを書いていま...

《方法3》成果を実感できるような仕組み作りをする

ただトレードノートを書いたり、闇雲にFXの勉強やトレード練習をしていても、なかなかスムーズには継続していけないものです。

ここまで紹介した方法を実践したとしても、「目の前のチャート検証や練習、トレードノートなどにどんな意味があるのか、どんな価値があるのか、どれだけゴールへ近づいているのか」──こうしたことが分からないと、「暗闇を進むような不安」と「手応えのない不毛さ」を感じてしまい、そこで立ち止まってしまう可能性があります。

具体的な形でFXの取り組みを「見える化」する

そんな不安や不毛さを感じて立ち止まってしまわないためには、日々のFXの学習や検証、トレードノートなどの実践の成果を「目に見える形」にしておくことが効果的です。

つまり、具体的な形(数値や記録、画像など)で自分の取り組みを「見える化」するのです。こうしておくことで将来色々な壁にぶつかったとき、自己信頼を維持しやすくなり、挫折の確率を下げられます。

「具体的な数値や記録によって成果を“見える化”する」といっても難しいことをするわけではなく、シンプルに「1週間分の30分足の戻り高値にマークをつけた」とか「ネックライン引きを30回やった」いう風に、「○○を〇回やった」とカウントしておくだけも十分な効果があります。

例えば、ForexTester3でトレード練習をする場合、練習する内容(身につけたいスキル)とチャートの期間を予め決めておき、それを「1セット」とします。そして練習するたびにセット数を記録しておくのです。

こうして練習したセット数を常に記録&把握しておくことで、「このスキルの練習を、自分はこれまで〇〇セットやってきたんだ」という自信や自負心が生まれるようになります。こうした体験があなたにとって大切な心の資産となるのです。

チャート検証やトレード練習の記録には、キャプチャーソフトを活用するのがおすすめです。下の記事では、こうした記録方法について詳しく解説しています。

あなたが、FXのチャート検証を面倒くさいと感じるのは、優れた画面キャプチャーソフトをつかっていないからかもしれません。 こんにち...

《方法4》社会的学習の力(他者の存在から得られるパワー)を活用する

このように取り組みを「見える化」することと併せて試してもらいたいのが、「社会的学習」の力を活用することです。

社会的学習とは「他者の影響を受けながら行動や態度、価値観、習慣などを習得していく学習」のことで、これはFXの取り組みにも効果があります。

FXトレードの社会的学習の例

  1. トレード記録を継続して公開しているブログを数多くブックマークして、定期的に見て回る。
  2. 自分のトレード記録や検証の進捗、トレード練習の記録などを、ブログやSNSで公開する。

①トレード記録を公開しているブログを定期的に見て回る

これは、トレード記録を公開している人を実際に目の当たりにすることを通じて、トレードノートを書くことが当然のことなのだという価値観を身につけていく方法です

そこで大切なのは記録内容の優劣ではなく、あくまでも「日々継続している」という事実であり、継続しているその姿を見習うことにあります。

いつも好ましい行動をとる人たちに囲まれていれば、良い意味での同調圧力が掛かり、あなたも好ましい行動をとりやすくなるのです。

こうしたことは、日常の中であなたも経験したことがあるはずです。怠惰な人たちの中にいれば、あなたも怠惰になりやすく、勤勉な人たちの中にいれば、あなたも勤勉になりやすいものなのです。

この社会的学習の力をFXにも利用することで、抵抗感を減らしながらトレードノートの習慣を身につけていけるようになります。

②自分のFXの取り組みをSNSやブログで継続的に公開する

これは、自分のFXの取り組みをネットで公開して他者の目に触れる形にすることで、継続のモチベーションを得る方法です。

つまり他者からのフィードバックをもらうことによって、それを自分のエネルギーにして検証やトレードノートなどを継続していこうというわけです。

フィードバックといっても、必ずしも具体的な評価のことではなく(それがもらえるならば有難いことですが)、「人に関心をもたれている」というサインが少しでもあれば、それが好ましいフィードバックとして機能します。

例えば、Facebookの「いいね!」や、FC2ブログの「拍手」、Amebaブログの「いいね!」など、こうしたサインは特に励ましや応援として効果的なフィードバックであり、大いに歓迎すべきものです。

ネガティブで批判的な反応を避けたければ、コメントやトラックバック機能を設定で止めておけば大丈夫ですし、Facebook以外なら匿名で個人情報を一切出さずにおこなうことも可能です。

この方法の興味深いところは、単にアクセスカウンター(訪問者数)が増えるだけでも「見られている」「関心をもたれている」という実感が得られるということであり、そのこと自体がFXへのモチベーションになるという点にあります。

いきなりこうした方法を取ることには抵抗があるかもしれませんが、徐々に取り組みが前進し始めて余裕が出てきたときには、ぜひ試してみて欲しい方法のひとつです。

《方法5》検証やトレードノートを継続しやすい環境を整える

整頓されたデスクで検証やトレードノートを書く

夏休みの宿題をしていたとき、手の届くところに漫画やゲームがあったり、隣でテレビがつけっ放しになっていたりしませんでしたか? ケータイの電源が入っていて、友達からの遊びの誘いが届くなんていう状態だったかもしれませんね。

今思えば、そんな環境で宿題に集中できるわけがないのは分かるのですが、大人になってからも実は同じような間違いをFXでしてしまっているものなのです。

好ましくない環境要因をいくつか挙げてみましょう。

  1. いつもスマホチェック(SNSやゲーム)やネットサーフィンをしている。
  2. 夕食でいつもアルコールを飲んでいる。
  3. 重要ではない「急ぎの用事」に振り回されている。
  4. テレビをダラダラと見続けている。
  5. 惰性で読んでしまう新聞や雑誌がある。
  6. 部屋が散らかっていて、雑多なものが目に入り集中できない。
  7. 部屋にいつも誰かがいて、世間話をしてしまう。

まだまだありますが、あなたの身の回りがこうした環境になっていないか、一度冷静にチェックしてみることをおすすめします。

自分を子供だと思って、そんな自分が宿題に集中できる環境の中にいるのかどうかを考えてみて下さい。

効果的なのは「捨てる・取り除く」ことだけど、それは難しいという場合

環境を改善していく一番の方法は、こうした障害となる要因を捨てたりして取り除くことですが、「それは難しい」というのがあなたの正直な気もちだと思います。

そこで最初の段階でおすすめしたいのは、「これは無くした方がいいな」と感じるものに対して、それを取り除いた後の状態をイメージして簡単な文章にしてみることです。

例えば、仕事を終えて夕食を食べてからFXの勉強やチャート検証をしようと考えているが、どうしても晩酌のビールを飲んでしまって検証できずにいるとしましょう。

その場合、次のような文章を自分の手で書いて読み上げてみるのです。

『私は、自分の好物の夕食をもりもり食べていると、仕事の疲れと入れ替わるようにして検証へのワクワク感が体にみなぎってくる。なぜなら検証はお金に直結しているからだ。酔っぱらってそのお金を取りこぼすなんてもったいない』

「お金」の部分は「家族の幸せ」や「自由な時間」など、色々なバリエーションが考えられますので、実際にはあなたにフィットする言葉を探してみて下さい。

さて、一度こうして自分の手で書き出して読んでみると、あなたはこうした理想形を無意識のうちに日常のなかで意識するようになり、それと反することには違和感を感じるようにもなっていきます。

これは脳科学の知見を踏まえた「アファメーション」と呼ばれる方法で、こうして書き出した文章を日々読み上げていくことで、あなたの現在の状態を変化させるパワーが生まれる可能性があります。

その結果、あなたの環境を改善していくことの抵抗感が減り、スムーズにことを進めていけるようになっていくことでしょう。

ポモドーロ・テクニックを使う

こうして環境を改善していって「いざ検証!」と思っても、それでもなかなか気持ちが集中できないかもしれません。

FXの検証やトレードノートといったものが、あなたにとっての夏休みの宿題なのだとしたら、そうした「気乗りしない気分」というのもよく分かります。

そこでおすすめしたいのが、ポモドーロ・テクニックと呼ばれる方法をつかって集中するというアプローチです。

やり方は簡単で、キッチンタイマーをセットして、アラームがなるまではチャートにラインを引いたり押し安値を探したりして、目の前の取り組み以外のことには絶対に手を付けないようにします。そうやって時間を限定して集中するのです。

アラームが鳴ったら、そこからは休憩してスマホを見るなり、普段通りにリラックスして過ごして構いません。

大切なのは「集中する時間」を明確に区切ってしまうことで、これがポモドーロ・テクニックの重要な部分です。むしろ「それ以外の時間は、FXの検証をやりたくてもやってはダメだ」と考えておいて丁度いい位です。

具体的なタイマー時間は人それぞれですが、具体例をいくつか上げておきましょう。

ポモドーロ・テクニックのタイマー設定例

  1. 90分にセットして、鳴ったら15分休憩して再度90分セットする(大学の講義スタイル)。
  2. 40分にセットして、鳴ったら10分休憩する。これを複数回くり返す(小学校の授業スタイル)。
  3. 10~20分にセットして、鳴ったら2分休憩する。これを複数回くり返す。

百均でキッチンタイマーを2つ買って「集中用」と「休憩用」にすると、一々セットしなおさなくていいので便利です。

このポモドーロ・テクニックを使うと、驚くほど密度の濃い時間を過ごすことが出来るので、ぜひ一度実践してみて下さい(ちなみに私は、このブログを書くときにもポモドーロ・テクニックを使っています)。

まとめ

FXの検証やトレードノートの記録、トレード練習などが続かない原因のひとつは、その取り組みの中で自分に対して「否定的なメッセージ」ばかりをいって、効果的な自己教育をしていないからです。

例えば、最初の一歩すら踏み出せないほど心理的な抵抗が強い場合は、バカバカしいと思えるくらいまで小さな作業に分解して、それを一つだけやってみることから始めることがとても効果的です。

チャート検証やトレード練習、トレードノートなどを継続していくために有効なのは、肯定的なトレードノートをつけること。

ノートには「自分が行った正しい行動」を中心に記録していきましょう。そしてその記録に対して「他者の目」の存在があると効果が増します(社会的学習の効果)。

こうしたアプローチの効果をさらに上げる方法として、自分に対して物心両面からご褒美をあげることを上手く活用するのがおすすめです。

正しい行動がもたらす結果を、様々な「目に見える形」を通じて実感することで、より一層正しい行動を取れるようになっていきます。こうして自然と、チャート検証やトレードノートが継続していけるようになります。

以上、FXのチャート検証やトレードノートなどを毎日継続する方法とは?──についてお伝えしました。

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