FXトレードの集中力を回復させる上半身ストレッチの方法とは?

トレードのための上半身ストレッチのイメージ写真 その他のFX記事・エッセイ

あなたは夜仕事から帰ってから、長時間チャートを見続けてFXをしていませんか?

もし、トレード結果が思わしくないのなら、この記事の内容を実践することが、意外なターニングポイントになるかもしれません。

今回は、リアルトレードの成績に直結するかもしれない、ちょっと変わったアプローチについてのお話です。

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FXトレード中の集中力切れは死活問題

トレードのエントリーチャンスというものは、はっきり言って、いつやってくるか分からないものです。

チャート監視に慣れて上達してくると、いま集中すべき場面なのか、そうではないのか、ある程度の見分けがついてくるので、チャート監視にもメリハリがつけられるようになってきます。

しかし初心者の内は、とてもそんなスキルも余裕もないはずです。

リアルタイムチャートを開いただけで、なんだか気もちがザワザワした感じになっているのではないでしょうか?

夜の9時ごろにチャートを開いて、最初はギラギラした感じで監視していても、動きがないまま30分が経ち、1時間が経っていくと、段々とボーっとしてきたり、逆にソワソワしてきたりすると思います。

そして見逃すエントリーチャンス

ボーっとしたり、ソワソワしたり、そんな状態のなか、目の前のチャートで動きが出始めます。

しかしあなたは、なぜかアクションを起こすことなく、ただチャートを見続けてしまいます。

そして、明らかにブレイクアウトが始まったりしてから「さっきのポイントがチャンスだったのに!」といって、飛びついてしまったり、出遅れて高値づかみをしてしまい、エントリーしてから「何でこんなところでエントリーしたんだろう……」と後悔するハメになるのです。

私も、何度そんなミスを繰り返したことか……。

よくあったのは、チャートを開いた直後の状況がチャンスに見えてしまい、「ラッキー!」といってエントリーするパターン。

そして、あっけなく損切りになって落胆して、数十分後の本当のチャンスに気づかずにスルーしてしまい、激しく後悔するというコンボパターン。

まったく、散々でした。

見逃すのは、チャートを監視する集中力が切れているから

エントリーチャンスに気づけなかった原因は、集中力が切れてしまっていたからです。

集中力が切れてしまうと、目では見えていても脳ではそれを認識できず、「無視してしまう」ようになってしまうのです。

あなたの目には、今まさに重要なレジスタンスラインを抜けようとしているローソク足が、確かに見えています。

しかし、脳はその情報に気づかず、無視し続けてしまうわけです。

なぜFXトレード中に集中力が切れるのか?

FXトレード中に集中力が切れてしまう原因は、「脳の省エネ機能」が作動したからです。

人間の脳はとても大食いで、大量のエネルギーを必要とします。だから、スキがあれば脳は休憩しようとするものなのです。

「集中する」というのはエネルギーが必要なので、そもそも長い時間は続けられません。

個人差はありますが、15分から30分ほど、長くても45分から一時間ほどで集中力が切れてくると言われています。

ということは、何時間もチャートに集中し続けるということ自体に、そもそも無理があるのです。

こういう集中力の仕組みを知っているだけでも、無理に長時間為替チャートを見続けることの害に気づけると思います。

上級トレーダーは監視に緩急をつけて集中力を維持している

デイトレードの上級者は、チャートの状況をチラリと把握し、「この辺りにレートが来るまでは、当分は様子見だな」と判断し、アラームをセットして為替チャートから離れたりします。

ジッと見続けるタイプのFXトレーダーでも、相場状況に応じて、ボーっとリラックスする時間を意識的にもつものです。

そして、こうしたFX取引中の行動の緩急は習慣として身につけていて、自然なトレードスタイルとして確立しているのです。

簡単に集中力を回復する方法

上級FXトレーダーのような集中力の使い方ができないなら、どうすればいいでしょうか?

それは、落ちてきた集中力を定期的に回復させてやればいいのです。

そのために有効なのが、脳をリフレッシュさせることです。

どうすれば脳がリフレッシュするのか?

血液は、心臓から送り出されて、血管を通って脳に届きます。

この流れを活性化させてスムーズにしてやることで、脳の血流が良くなって、脳にエネルギーが行き渡りリフレッシュして、ふたたび集中力をキープできるようになります。

ですから、からだの血の流れをスムーズにする方法を実践すればいいのです。そして、そのために即効性のある方法があります。

それが、上半身ストレッチです。

FXの集中力を回復させる上半身ストレッチの方法

それでは、上半身ストレッチの具体的な方法を見ていきましょう。

解説マンガがあって、とても分かりやすいサイトがありますので、まずは以下のリンクをごらんください。

参考リンク 前屈するだけ!「サビ取り」ストレッチで頭スッキリ!

この上半身ストレッチを30分~1時間おきにするだけで、集中力が持続しやすくなるのを感じられると思います。

ほかにも、こういう簡単な上半身ストレッチもあります。

これは立ってやるストレッチですが、イスに座ったままでも効果が感じられますし、やってみると分かりますが、頭がスッキリして目が覚める感じになります。

ちょっと、この場でやってみましょう

早速この場でやってみましょう。

「バンザーイ」と両手を上げて、手をしっかりパーにして、指先までスッと伸ばします。

呼吸はゆっくりと続けたまま、そのポーズを10秒ほどキープしましょう。

そうしたら、ゆーっくり両手を下げていって、ダラ~ンと下へ降ろしリラックスします。

これを3回繰り返しましょう。

どうですか?

肩や背中、指先などが、ポーッと温かくなっていませんか?

それは上半身の血流が良くなった証拠です。同時に脳への血流も回復し、視界がクリアになったような、シャッキリした感じがすると思います。

「もっと色々な上半身ストレッチを知りたくなったぞ」という場合は、こちらのページをおすすめします。

参考リンク 上半身ストレッチはイイコトばかり!部位別エクササイズ10選

あなたの体のコンディションがFXの結果に影響する

実際のトレードの現場でおすすめしたいのが、「キッチンタイマー」をつかって、定期的に上半身ストレッチをおこなうことです。

チャートに長時間向き合っていると、時間の感覚がなくなっていきます。

「あともう少しレートの動きを見ておこう」「次の指標発表の結果が出るまで」と思いながら、いつの間にかダラダラとトレードし続けてしまうものです。

そのとき、あなたの体の血流は悪くなっていて、脳にエネルギーが行き渡らなくなり、集中力が大きく下がってしまっています。

その結果、ポジポジ病になって、損切りを繰り返すようなことにでもなったら、目も当てられません。

そうならないためにも、キッチンタイマーをつかって、定期的に集中力を回復していきましょう。

以上、FXトレードの集中力を回復させる上半身ストレッチの方法とは?について、お伝えしました。

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