FX用語「ち」チャート、ちゃぶつく、調整、チョッピー、チャネルライン…の意味

あ行か行さ行た行な行は行ま行や行・わら行

チャート

チャートとは、値動き(レートの動き)をグラフで表したもので、日本語では罫線と呼ばれます。チャートには、ローソク足チャート、ラインチャート、バーチャートなどの種類があり、トレーダーのスタイルによって使い分けられています。

下のチャートは、左から「ローソク足チャート」「ラインチャート」「バーチャート」です。

※クリックすると拡大します。

ローソク足チャート ラインチャート バーチャート

このように、グラフの縦軸を価格(レート)、横軸を時間としたグラフに、一定の時間間隔で価格をプロットすることで、レートの動きが視覚的に把握できるようになります。

現在では、チャートは当たり前のものとして扱われていますが、昔は取引所で価格が付くごとに、その価格がボードに書かれて掲示されていました。そのため当時は、時系列でのレートの変化を知る方法が、事実上ありませんでした。

その後、「方眼用紙に、手書きで終値を記録してグラフにする」という方法が浸透していき、コンピュータが普及してからは、現在のように自動化されたチャートが一般的になっていったのです。

ちなみに現在でも、値動きを深く理解するために、日足チャートを方眼用紙に手書きで作成するトレーダーも存在します。

関連用語 ローソク足ラインチャートバーチャート和製テクニカル

チャート分析

チャート分析とは、チャートに描かれた過去の値動きをもとにして、トレードの判断をおこなうことです。一般的には、テクニカル分析と呼ばれます。

ローソク足の形やその並びを分析する酒田五法をもとに、チャート上にあらわれる形状(チャートパターン)を分析したり、テクニカル指標インジケーター)をつかって、将来の値動きの可能性を分析したりします。

チャート分析は、自分のトレード手法を規律をもって繰り返していく際の、土台となる技術・スキルです。チャート分析のスキルを磨くことは、そのままトレードの結果につながってきます。

関連用語 エリオット波動理論テクニカル分析

チャートパターン

チャートパターンとは、相場参加者たちの集団心理が、「形・パターン」としてチャート上にあらわれたもののことです。

チャートパターンを知ることで、集団心理による一方的な値動きを理解することができるため、トレード判断に大いに役に立ちます。

基本となるのは、何らかの高値・安値に対する、その後のレートの動きです。

例えば、レンジというチャートパターンが形成されるのは、初期段階で形成された高値安値に対して、その後、更新することが出来ていないからです。高値と安値の外側に、強い売買勢力が存在していることを示唆しており、裏を返せば、そこを抜けていくと大きく動き出す可能性があるということでもあります。

チャートパターンを活用するためには、その形だけに注目するのではなく、その背景にある相場参加者たちの集団心理を読み取ろうとすることが大切です。

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チャートポイント

チャートポイントとは、相場参加者たちが注目していると想定される、チャート上の特定のポイントのことです。

最も一般的なチャートポイントは、直近の高値安値であり、サポート・レジスタンスラインがこれに当たります。トレンドが発生している場合、押し安値戻り高値が重要なチャートポイントになります。

他にも、トレンドラインチャネルラインネックラインなどもチャートポイントです。

また、移動平均線ボリンジャーバンドなど、チャート上に表示させたテクニカル指標インジケーター)も、チャートポイントと呼ばれます。

例えば、上昇する移動平均線とレートが重なるポイントは、多くの相場参加者たちに注目されるチャートポイントといえますし、フィボナッチ・リトレースメントも同様です。

チャートポイントは多くのトレーダーに注目されており、レートがそこに近づくと激しい売買が行われ、抜けたり反発したりして更なる値動きが発生する傾向があります。

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ちゃぶつく

ちゃぶつくとは、値動きが乏しかったり、不安定だったりするため、トレード判断が噛み合わずに損失を重ねてしまうことを指します。

また、グズグズとしたトレンド状態において、ブレイク狙いや、押し戻り(調整)からのエントリーが、ことごとく裏目にでてしまう状況も「ちゃぶつく」と表現します。

ちゃぶついてしまう相場状況では、安易なドテン売買往復ビンタになりやすく、それまでの利益を吐き出す結果になりやすいため、注意が必要です。こうした場面での行動が、長期的に安定して勝ち続けられるトレーダーになれるかどうかの分かれ目ともいえるでしょう。

調整

調整とは、相場の値動きが鈍化して、それまでとは反対の方向へ一時的に動く状況のことです。

上昇、下落、どちらの値動きでも、それまでとは反対方向へ動くことを調整といいますが、一般的には、上昇トレンドにあったものが鈍化して、一時的に下降している状況を調整ということが多いです。

相場は波を描いて動くため(エリオット波動理論)、レートは一方向へ動き続けることはなく、いずれ反対方向へと一時的に反転することになります。

調整は、別の言い方をすると、「上昇トレンド中の押し目」「下降トレンド中の戻り」ということになります。

チョッピー

チョッピーとは、値動きの方向が移ろいやすく、方向感が見られず、不規則にレートが動く状況のことです。

チョッピーな状況では、一般的に相場参加者が少なく、活発な売買が見られず、結果としてレンジ状態になっているケースが多いです。クリスマス休暇に入った為替相場は、こうしたチョッピーな相場状況になる典型的な例です。

下のチャートは、クリスマス休暇に入った12月26日の、ユーロドルの5分足チャートです(クリックすると拡大します)。

チョッピーな相場状況

ローソク足の上下に長いヒゲが多く見られ、始値で値が飛んだり、不安的な値動きが見て取れます。

ブレイクしても、そこから大きく動き出すこともなく、下降フラッグダマシや、高値ブレイクのダマシが見られます。

チョッピーな相場状況では、不規則でフワフワとした値動きになるため、翻弄されて思わぬ損失を出してしまう可能性が高いため、基本的に様子見することをおすすめします。

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チャネルライン

チャネルラインとは、トレンドラインと平行に引かれたラインのことです。

上昇トレンドでは、トレンドラインと平行になるように、直近の最高値にあわせて引き、下降トレンドではその反対になります。

チャネルライン1

チャネルラインは、一般的には利食いの目標や、逆張りのエントリーポイントとして活用される傾向があります。

また、チャネルラインは、トレンドラインと同様に、高値安値の状況に応じて引き直されていきます。

下のチャートは、その変化を示したものです。

チャネルライン2

「A」で高値を更新したところで、トレンドライン1が引かれました(チャネルラインは省略)。

トレンドライン1は「B」でブレイクされますが、その後また「C」で高値が更新されたため、トレンドライン2が引かれます。あわせて、チャネルライン1も引かれました。

しかし、直後にチャネルライン1がブレイクされ、新たな高値にチャネルライン2が引かれることになります。

その後レートは、トレンドライン2で反応して反転~上昇を見せます(トレンドライン2の丸印)。上昇したレートは、チャネルライン2で反転して下落、トレンドラインのをブレイクしていきました。

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