FX用語「そ」損切り、損益グラフ、相場観、底堅い、底が割れる…の意味

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損切り

損切りとは、含み損になっているポジション決済して、損失を確定させることです。

含み損のポジションは、そのまま放置していると、どこまでも含み損が拡大していき、FX会社から追証を求められる可能性があります。

そのまま維持証拠金を下回って強制ロスカットになってしまうと、証拠金が深刻なダメージを受けてしまいますので、自らのリスク管理のルールに従って損切りをおこなうことが大切です。

損切りを難しいものにしている理由の1つは、含み損のポジションを放置していても、いずれ建値にレートが戻ってくる可能性がある点です。

そのため、多くのトレーダーは含み損のポジションを損切りせず、「建値に戻ってきたら、プラマイゼロで決済しよう」と考えがちです。

しかし、何度かそうやって助かった経験があっても、確率的には、いずれ含み損が拡大する一方の状況に陥ることは明らかです。

多くの場面では、「損切りしなければよかった……」と思うかもしれません。しかしそれは、いずれ必ず訪れる「強制ロスカットになってしまうほどの損失」から身を守るための”保険”だと思って、粛々と損切りを行っていきましょう。

損切りをせず、ナンピンによって平均取得単価を現在レートに近づけて、建値撤退をしやすくしようとする方法もあります。しかし、ナンピンは勝つためのトレード戦術として用いるのでなければ、必敗の方法とすら呼べるものなので、おすすめすることは出来ません。

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関連用語 ストップ・ロス・オーダー強制ロスカット

相対力指数(RSI)

相対力指数とは、テクニカル分析で用いられる、オシレーター系のインジケーターの1つで、「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」を示すテクニカル指標です。一般には、RSI(Relative Strength Index)と呼ばれます。

基本的な使い方は、この数値が30%以下なら売られ過ぎていて、反転上昇の可能性があると判断し、70%以上なら買われ過ぎていて、反転下降の可能性があると判断します。このように、逆張りトレードのために用いられています。

しかし、もちろん絶対ではありませんし、相対力指数が100%に張りつきながら、さらに上昇を続けるケースも見られます。この現象を逆手に取って、相対力指数をトレンドの強さを図るために用いることもあります。

関連用語 テクニカル指標

損益グラフ

損益グラフとは、実トレード(リアルトレード)、模擬トレード、仮想トレードの損益状態を表したグラフのことです。プロフィットチャートとも呼ばれます。

縦軸を損益額、横軸を時間もしくはトレード回数としたグラフで、これによって資金の運用状況が視覚的に把握しやすくなります。

下の画像は、ForexTesterでのトレードの損益グラフです。

※クリックすると拡大します。

損益グラフ

損益グラフを作成してトレードをチェックすることで、ドローダウンの状況を把握することができ、トレードルールの調整・改善の必要性の判断などが行いやすくなります。

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関連用語 ドローダウン

相場観

相場観とは、相場の状況に対する、主観的・主体的な見通しや判断のことです。

「相場観がある」という場合、そのトレーダーの見通しや判断が、相場状況にマッチしている傾向があって、トレード判断の結果が相場の流れに乗れている状態を指します。こういった相場観は、長年の相場経験のなかで培われた観察力によるものといえるでしょう。

それは、決して未来を当てているのではなく、経験として蓄積された「相場のデータベース」とでもいうべきものから、確率的な傾向を導き出していると考えるのが妥当と思われます。

見方を変えると、正しい(相場に合った)相場観を身につけていくためには、トレードルールを「相場の観測基準点」として用いていくことが有効だと考えられます。つまり、1つのトレードルールをくり返していくからこそ、相場の変化に気づけるようになるということです。

関連用語 裁量トレード

底堅い

底堅いとは、相場が下がっていきそうに見えながらも、なかなか下がらず、むしろ上昇の可能性を感じさせる状況のことです。

よくあるケースとして、上昇トレンドにおける押し目の状況で下げ渋る場面が、この底堅い状況にあたり、「底堅さがある」と表現されます。

底堅い状況では、さらなる上昇を見込んだ買い勢力による、押し目買いが行われていると考えられます。

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底堅いチャート1

底堅いチャート3

もう一つのケースとして、下降トレンドが続いていた状況において、反転パターンが現れ始めた状況も、底堅さのある場面です。

下のチャートは、大きな逆三尊逆ヘッドアンドショルダー)のパターンを形成して、反転上昇していったもので、底堅さを感じさせる流れになっています。

※チャートをクリックすると拡大します。

底堅いチャート2

傾向として、底堅い状況では、何度も同じ安値をつけたり、長い下ヒゲが現れたりします。また、安値が徐々に切り上がっていく場合も多く見られます。

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関連用語 底、大底、底が割れる

底が割れる

底が割れるとは、それまで「これ以上は下げないだろう」と思われていたレートを下抜けてしまうことです。

一般的に、下降トレンドが続いていた中、ついに底堅い状況があらわれ、ダブルボトムなどのパターンも形成された場面で、さらに安値を割り込んでいくことを、「底が割れた」と表現します。

底が割れると、大抵はパニック売りが続いて、大きな下落につながっていきます。これは、市場心理から見れば当然の反応だといえるでしょう。

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底が割れたチャート

関連用語 底堅い