FX用語「ね」ネガティブサプライズ、値ごろ感、ネックライン、ネット証券…の意味

あ行か行さ行た行な行は行ま行や行・わら行

値洗い

値洗いとは、現在持っているポジションを、その時のレートを用いて評価することです。

FX会社ごとに、ある時点のレートで未決済のポジションを評価して、どれだけの含み損や含み益が出ているかを算出します。よく見られるのは、早朝のレートが用いられるケースです。

一般的には値洗いの値によって、FX会社から追証(追加証拠金)が通達されたり、ロスカットルールが適用されたりします。

関連用語 ロールオーバー

ネガティブサプライズ

ネガティブサプライズとは、市場が全く予想していなかった悪材料(悪い出来事や情報)や、相場に織り込まれていなかった悪材料によって生じた、市場参加者たちの驚きのことです。

「きっと悪くなるだろう」と思われていたものが実際に悪くなったとしても、それはサプライズにはなりません。重要なのは、市場参加者たちが悪い意味で驚くような、悲観的な事実が発生することです。

例えば、ネガティブサプライズには次のようなものがあります。

  • 良くなるに違いないと思われていた経済指標が、発表されてみると大きく悪化していた。
  • これまで大した変化もなかった経済指標が、突然悪化した。
  • 平和が当たり前だった国や地域で、政変や戦争が起こった。
  • 重要な国や地域で天変地異が起こり、大きな被害が発生した。
  • 国の要人が、市場参加者たちが悪影響を被るような発言をした。
  • etc…

関連用語 ポジティブサプライズ、織り込み済み

ネクスト11

ネクスト11とは、米国の投資証券会社ゴールドマン・サックスとそのエコノミストのジム・オニール氏が提唱している、BRICsに続いて成長が期待される新興国グループの総称です。

ネクスト11として、ベトナム、韓国、インドネシア、フィリピン、バングラデシュ、パキスタン、イラン、エジプト、トルコ、ナイジェリア、メキシコの11カ国が挙げられています。

BRICs諸国に共通して見られる特徴は、広大な国土と人口、そして資源にも恵まれているということですが、ネクスト11諸国にはそういった共通した特徴は見られません。むしろネクスト11諸国の共通性のなさ、違いの大きさが目立ちます。

  • 多くの貧困と食糧難で苦しむパキスタン
  • 開発途上国の中でも特に開発が遅れているバングラデシュ。
  • 人工が減少していく韓国。
  • 核開発で先進国と対立しているイラン。
  • 内戦状態から脱しきれていないナイジェリア。
  • etc…

このように、各国には経済成長を阻む要因があることが懸念されています。

関連用語 BRICs、先進国

値ごろ感

値ごろ感とは、トレーダーが「このレートなら買っても(売っても)いい」と思う感覚のことです。

FXでは、このような値ごろ感でトレードすると、不利なレートでポジションをもつことになりがちなので注意が必要です。

こうした根拠のない感覚や感情によるトレードは、まぐれ当たりのような一時的な成果にはなったとしても、長期的には好ましい結果をもたらしません。

大きな時間足で下降トレンドが続いている状況にもかかわらず、「これだけ下落したのだから、もうそろそろ上昇するだろう。ここで買うのはお得だ」といって買いポジションをもつのが、典型的な「値ごろ感によるトレード」といえます。

そのトレードの結果はいうまでもなく、確率的にはさらに下降トレンドが継続していき、買いポジションは大きな含み損に見舞われることになるでしょう。

早めに損切りが出来れば傷口は小さくて済みますが、値ごろ感でトレードしてしまうトレーダーは、そもそも損切りのルール(撤退・決済ルール、出口戦略)をもっていない場合が多く、強制ロスカットによる口座破綻という最悪の結末になりがちです。

関連用語 往復ビンタ初心者あるある泣く悪い癖

ネックライン

ネックラインとは、ダブルトップやダブルボトムヘッドアンドショルダーに引かれるラインのことです。

ネックラインを引くことで、それらチャートパターンでの売り買いの攻防の急所となるレートが明確になります。

ネックラインの図

ダブルトップのネックラインを抜けることは、高値更新が出来なかった事実が確定され、相場参加者の間で「もう上昇しないのではないか?」というムードが生まれます。

その後、さらに高値が切り下がるなどすれば、下降トレンドへと移行していく可能性が高まります。

もし、このとき買い勢力が強ければ、もみ合いレンジ状態)になる可能性もありますし、さらに大きな時間足のレートの方向性が上を向いていれば、ここからでも大きく再上昇していくことも考えられる場面です。

ヘッドアンドショルダーのネックラインを抜けることは、押し安値を下抜けることを意味するため、相場の雰囲気は一気に反転下落ムードへと変わる可能性があります。

しかし、ここでも同様に買い勢力が強ければ、もみ合いになったり大きく再上昇していく可能性があると考えられます。

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関連用語 三尊ダブルトップ・ダブルボトム

ネット証券

ネット証券とは、インターネットを通じて株式の売買などの取引サービスを行う証券会社のことです。

多くの証券会社では、FX取引事業にも参入しています。そのため証券会社によっては、手持ちの株式証券を預け入れることでそれを証拠金に充当してトレードできる──というサービスを展開しているところがあります。

また、もともとFX専業だった会社が証券取引業の認可を取得して、証券業務に参入するケースも増えてきています。こうした例として、DMM.com証券やワイジェイFX株式会社が上げられます。

値幅

値幅とは、レートが上昇したり下降したりする変動の幅のことです。

FXでは、もみ合いレンジ)の上限と下限との幅を指したり、一定期間に変動したレートの幅を指したり、現在レートからサポートラインレジスタンスラインまでの幅を指したりします。

例えば、次のように使われます。

  • 「指標発表を受けて活発な取引が行われ、値幅が大きくなっている」
  • 「値動きが横ばいに入り、50pipsほどの値幅のレンジ状態が続いている」
  • 「材料不足で動きがなく、三角保ち合いになって値幅が狭まってきている」
  • 「レジスタンスラインまでの値幅が少ないので、エントリーしても利益が見込めない」