「寄引同時線」とは?

寄引同時線とは、ローソク足の特徴的な形のひとつで、始値と終値が同じレートになったローソク足のことです。

シンプルに「同時線」「同時足」と呼ばれることも多いです。

寄引同時線の図

為替取引における十字線(十字足)は、売り勢力と買い勢力が拮抗している状況を表しており、上下どちらへレートが動いていくのか全く分からない相場状況だといえます。

トンボは、一旦は売り勢力が強くなって為替レートを押し下げたことがその安値から伺えます。

しかし押し下げた後、買い勢力が始値まで押し上げて為替レートを戻したことから、潜在的な買い勢力の強さを感じさせます(この値動きは「下ヒゲ」と呼ばれるプライスアクションです)。

そこからは、次足以降のローソク足でレートが上昇していく可能性をはらんでいると考えられます。

塔婆(とうば)はトンボと正反対の値動きを表しており、潜在的な売り勢力の強さを感じさせ、自足以降のローソク足で下落していく可能性をはらんでいると考えられます。

一本線は、十字線と同様に上下どちらへ動いていくか分からない状況です。

しかし十字線とは異なり、そもそも為替市場に参加者が少なく値動きが乏しいとか、取引材料に乏しく取引が手控えられている可能性があります。

関連用語 酒田五法、プライスアクション

以上、FX専門用語「寄引同時線」の意味と解説についてお伝えしました。

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FX歴12年のトレーダー。

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