ヨコヨコ(横々)とは、FX取引において為替レートが上にも下にも動かず、横に動いているとしか言いようがない相場状況のことです。
小幅な値動きが続いてレートの動きに方向感がない状態のことで、横ばいとも呼ばれます。
大きな時間足チャート(日足や4時間足など)でヨコヨコになっていた場合は、その中の小さな時間足(15分足や5分足など)では小さなトレンドが発生していたり、大きな上下幅のレンジ相場になっていたりする場合があります。
為替相場がヨコヨコになっている場合は、まず第一に様子見をしておくことです。
ヨコヨコに至った相場の値動きの経緯に応じて、次の値動きの変化に注目することが大切になってきます。
市場参加者が少なくなっている結果として閑散相場になっているなら、そのヨコヨコ相場では無理にトレードする必要はないでしょう。
しかし政策金利発表や非農業部門雇用者数などの重要指標の発表を控えてヨコヨコになっているなら、指標発表後の値動きを想定してチャート上でシナリオを検討するのが望ましいでしょう。
以上、FX専門用語「ヨコヨコ(横々)」の意味と解説についてお伝えしました。