安値圏とは、ある期間のなかで最も安いレートをつけた価格帯のことです。
安値圏を判断する期間は、1日、1週間、1カ月、1年などの範囲や、直近の数分から数時間の範囲など、チャートを注目する視点によって変化します。
安値圏の反対に、ある期間で一番高い価格帯は、高値圏といいます。
安値圏では、相場参加者の間で「さらに下降・下落していくのか?」それとも「安値圏が底になって反転~上昇していくのか?」という意見の対立が生じます。
そのため値動きが不安的になり、レンジ系のチャートパターン(反転パターン)になりやすい傾向があります。
下のチャートは、ユーロドル4時間足での、安値圏での値動きの様子です。
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以上、FX専門用語「安値圏」の意味と解説についてお伝えしました。