「悪い癖」とは?

悪い癖とは、トレーダーを破滅へ導く「悪いトレード習慣」のことです。悪い癖を放置しておくと、FX口座はいずれ深刻な損失を被ってしまう可能性があります。

悪い癖の中には、頭ではそれが良くないと分かっていても止めることが出来ないものと、そもそも悪い癖であることに気づかず放置されたままになっているものとがあります。

悪い癖の具体例について、いくつか挙げてみます。

  1. トレード手法を持たずに思い付きや感情でトレードする。
  2. ポジションサイズが大き過ぎて、いつも過剰なリスクを負っている。
  3. お酒を飲みながらトレードをしている(これは飲酒運転と同じ)。
  4. 一度トレードを始めると、負けるまで続けてしまう(良い意味での勝ち逃げが出来ない)。
  5. 損切りになったらムキになって、すぐに途転(ドテン)をする。
  6. 含み益になると、ちょっとした逆行でもビビって利食いしてしまう(チキン利食いの習慣化)。
  7. 想定外の含み損になると、大きな時間足のチャートポイントを損切りラインにしてホールドし続けてしまう(デイトレードとしてエントリーしたのに、スイングトレードに切り替えてしまう)。
  8. 常に「ここで反転するのでは?」と考えて、いつも逆張りトレードばかりして損失を出している。
  9. 含み損になると、建値に戻ることを期待して無限ナンピンをしてしまう。
  10. 連勝すると気持ちが高ぶってしまい、調子に乗って大きなポジションのトレードをしてしまう(ユーフォリアの一種)。
  11. 一日のトレードを終えたとき、感情的に後悔はしても、理性的に反省をしない。
  12. メンタル崩壊してしまう。

まだまだ他にもありますが、こうした悪い癖をもったままでは、長期的に安定した利益をFXで上げていくことは極めて難しいといえます。

いつかは真剣にこうした課題と対峙していく必要がありますので、早いうちに腹をくくって行動に移していくことをおすすめします。

参考記事 FXのリスク。初心者必見、危険への対策と解決方法10記事

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関連用語 初心者あるある行動ファイナンス理論

以上、FX専門用語「悪い癖」の意味と解説についてお伝えしました。

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FX歴12年のトレーダー。

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