埋めるとは、チャート上で前回と今回のローソク足の間にできた隙間(窓)が埋まることを指し、これを「窓埋め」と呼びます。
下のチャート図では、最後の陽線と手前の陰線の終値との間に窓ができた様子を表しています。
その後、陽線の高値が上昇していき、手前の陰線の終値までレートが到達、窓が埋まりました。
FXでは、金曜の日足の終値と、次の週の月曜の日足の始値の間で「窓」が開きます。
他にも、重要な経済指標の発表によって、前のローソク足から大きく離れた始値をつけることがあり、このときも「窓」が開きます。
この「窓」は、次の足で埋まることもあれば、何本も後になってから埋まったり、埋まらないまま相場が進んでいくこともあります。
一般的な傾向としては、窓は「埋まりたがる」傾向が見られますが、相場に絶対はありませんから、思い込みや決めつけはいけません。
以上、FX専門用語「埋める」の意味と解説についてお伝えしました。