トレードスタイルとは、トレードする時間帯や通貨ペアの種類、損失と利益のバランスの取り方、リスクへの対応方針といったもののことです。
具体的にはトレードする期間の違いによって、以下のようなスタイルの分類が可能です。
- 数週間~数ヶ月以上ポジションを持ち続ける、長期ポジショントレード。
- 数日~1週間ポジションをもつ、スイングトレード。
- 一日でエントリーから決済までを行う、デイトレード。
- 短時間でのトレードを繰り返す、スキャルピング。
また、オセアニアタイムから東京タイムでトレードするスタイルや、ニューヨークタイム以降の深夜時間帯にトレードするスタイルなど、時間帯でも分類できます。
さらには、損失と利益のバランスによって、以下のような分類がなされます。
- 小さな損失を重ねながら大きな利益を狙う、損小利大トレード。
- 大きな損失を許容しつつ小さな利益を積み重ねていく、損大利小トレード。
- 利益と損失を同程度にして利益を重ねる、損小利小(損大利大)トレード。
他にも、資金管理の方法によって、以下のような分類が可能になります。
- 破産確率を徹底的に下げてトレードの維持継続を最重要とする、低リスクなトレードスタイル。
- 常に一定のリスク%を維持して、複利で利益を増大させていくトレードスタイル。
- 口座の破綻を前提に、少額の資金を短期的に複利で増大させていく、超積極的なトレードスタイル。
これらのトレードスタイルには、絶対的な良し悪しというものはありません。あくまでも、それを用いるトレーダーごとの目的や、向き不向きといったものが重要になってきます。
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関連用語 トレード手法
以上、FX専門用語「トレードスタイル」の意味と解説についてお伝えしました。