ティック・チャートとは、値動きの変動があるごとにそのレートが記録されたチャートのことです。
ティック・チャートの縦軸はレート(価格)、横軸は値動きの変動回数を表します。
相場の値動きの変動が生々しく表示されるため、相場の雰囲気やムード、勢い、呼吸といったものを捉えられると考えているトレーダーたちを中心に注目されています。
相場で取引が成立するたびにチャート上にそのレートがプロット(表示)されていきますので、取引が多いと短時間でチャートが次々と描画されていきます。
1本のローソク足が確定するまでには所定の時間経過が必要なローソク足チャートとは、表示形態が大きく異なります。
ティックチャートにおいてもチャートパターンが現れるため、これを利用したトレード手法が存在します。
有名なのは、ボブ・ボルマン氏による「ティックチャートを用いたプライスアクショントレード手法」です。
詳しくは以下の書籍を参考にしてください。

FXスキャルピング ~ティックチャートを駆使したプライスアクショントレード入門
(Kindle版あり)

- 著者:ボブ・ボルマン
- ボブ・ボルマンのもう一冊のプライスアクション本。心構えやメンタル面の解説が充実
以上、FX専門用語「ティック・チャート」の意味と解説についてお伝えしました。