「損切り」とは?

損切りとは、含み損になっているポジション決済して、損失を確定させることです。

含み損のポジションは、そのまま放置していると、どこまでも含み損が拡大していき、FX会社から追証を求められる可能性があります。

そのまま維持証拠金を下回って強制ロスカットになってしまうと、証拠金が深刻なダメージを受けてしまいますので、自らのリスク管理のルールに従って損切りをおこなうことが大切です。

損切りを難しいものにしている理由の1つは、含み損のポジションを放置していても、いずれ建値にレートが戻ってくる可能性がある点です。

そのため、多くのトレーダーは含み損のポジションを損切りせず、「建値に戻ってきたら、プラマイゼロで決済しよう」と考えがちです。

しかし、何度かそうやって助かった経験があっても、確率的には、いずれ含み損が拡大する一方の状況に陥ることは明らかです。

多くの場面では、「損切りしなければよかった……」と思うかもしれません。しかしそれは、いずれ必ず訪れる「強制ロスカットになってしまうほどの損失」から身を守るための”保険”だと思って、粛々と損切りを行っていきましょう。

損切りをせず、ナンピンによって平均取得単価を現在レートに近づけて、建値撤退をしやすくしようとする方法もあります。しかし、ナンピンは勝つためのトレード戦術として用いるのでなければ、必敗の方法とすら呼べるものなので、おすすめすることは出来ません。

関連記事 FXで損切り注文を入れないリスクとは?その危険さと対策方法について

関連記事 FXのリスク。初心者必見、危険への対策と解決方法10記事

関連記事 『ナンピン』とは?その意味を理解して戦術的にエントリーする方法

関連用語 ストップ・ロス・オーダー強制ロスカット

以上、FX専門用語「損切り」の意味と解説についてお伝えしました。

厳選FX口座情報

私が使っているMT4口座

現在、私がリアルトレードで使っているMT4口座はOANDA証券です。

OANDA証券のMT4口座は、サーバ接続速度(Ping)が高速でレート更新頻度も高いので、値動きの推移をしっかり捉えられます。

リアルトレードでMT4を使うなら、OANDA証券がおすすめです。

口座開設 OANDA証券|公式サイト

MT4スプレッド2

プロフィール

fx-monoロゴ名前:mono(モノ)
FX歴12年のトレーダー。

トレードで収益を上げながら、小さなビジネスも経営しています。心理学や脳科学などの専門知識を活かして【トレード技術の上達法】を研究し実践してきました。
詳しいプロフィール

ご意見、ご感想、ご質問はこちらのお問い合わせフォームからお気軽にお送りください。

── この記事をシェアする ──
FXの読み物
タイトルとURLをコピーしました