専業トレーダーとは、トレードを職業としてその収益で生計を立てているトレーダーのことです。
トレードがメインの職業ではなく他の職業やビジネスをもっていたり、サラリーマンをしながらトレードをしている人は、兼業トレーダーや副業トレーダーといいます。
株式相場や商品先物の世界では、専業トレーダーのことを「相場師」と呼んだりもします。これは、伸るか反るかの大勝負をするイメージから生まれたものと考えられます。
ビジネスの世界のエグゼクティブにも多種多様な人物・スタイルがあるように、専業トレーダーにも多種多様な人・スタイルがあり、そのトレードスタイルや日常生活スタイルは一概には語れません。
専業トレーダーに掛かる資金面でのプレッシャー
専業トレーダーは収入がトレードの収益のみであること、そしてその収益がそのまま運用資金でもあることから、資金面でのプレッシャーが常に掛かります。
調子を崩してその月の収益がマイナスになると、次の月は減少した運用資金でトレードしていかなければならず、以前の資金量まで回復させることにも困難を伴います。資金が50%減少した場合、それを回復させるには100%の利益が必要になるのです。
専業トレーダーが資金管理を最重要視する傾向があるのは、運用資金の減少がそのまま廃業の危機に直結しているからです。
その点、兼業トレーダーは、給料や他の事業収入という別のキャッシュフローによって、運用資金の損失補填がおこなえるため、これ自体がひとつの優位性になっています。
見方を変えると、専業トレーダーはある種のハンディキャップを背負ってトレードをしている、と言えるかもしれません。
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関連用語 兼業トレーダー
以上、FX専門用語「専業トレーダー」の意味と解説についてお伝えしました。