酒田五法とは、江戸時代の酒田藩に実在した相場師、本間宗久(ほんま・そうきゅう)が考案したテクニカル分析の手法のことです。
本間宗久は、米の先物取引で莫大な富を得たとされる人物で、和製テクニカル手法である「ローソク足」の考案者と言われています。
酒田五法では、ローソク足の組み合わせによる、「三山(さんざん)」「三川(さんせん)」「三空(さんくう)」「三兵(さんぺい)」「三法(さんぽう)」の5種類のローソク足パターンを用いて、エントリーとエグジット(決済)のタイミングを図ります(三山は三尊ともいう)。
現在、プライスアクションとして知られる「包み足」「はらみ足」などのローソク足パターンや、ヘッド・アンド・ショルダーといった特徴的なチャートパターンは、酒田五法が原型になっています。
参考記事 『FX 5分足スキャルピング』プライスアクショントレードの手法が分かる本
以上、FX専門用語「酒田五法」の意味と解説についてお伝えしました。
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