「ペトロカレンシー」とは?
2023年03月19日
ペトロカレンシーとは、中東や中南米、カナダ、ノルウェーなどの産油国の通貨のことです。
ペトロカレンシーは「産油国通貨」とも呼ばれます。
ちなみに1980年代のイギリスでは、北海油田の開発によって対外利益が増大した(GDPの10%にまで至った)結果、イギリスポンドが「ペトロポンド」と呼ばれていた時期があります。
産油国は外貨獲得の手段として、原油という単一品目の対外輸出に頼る傾向が強いため、産油国の通貨は商品相場(コモディティ市場)の値動きや、資源(原油)輸入国の景気の影響を大きく受ける特徴があります。
関連用語 ノルウェー・クローネ、カナダドル(ルーニー)
以上、FX専門用語「ペトロカレンシー」の意味と解説についてお伝えしました。