為替トレード(FX取引)における「伸び悩み」とは、これから勢いが出ていくであろう相場状況で値動きが停滞してしまい、なかなかそれ以上伸びていかない状況のことです。
「伸び悩み」は為替レートの上昇でも下降でも用いられますが、主に上昇の相場状況で使われることが多いといえます。
例えば上昇トレンドが始まって、エリオット波動の第3波と思われる状況になりながらも、勢いのある上昇にはならずにジワジワとした値動きを続けた場合、「伸び悩んでいる」と表現します。
また、上昇トレンド中の小さなもみ合いやフラッグがいつまでも続いたりするチャート状況も、「伸び悩み」のひとつです。
他にも、長期間に及んだレンジ相場の高値(抵抗線)をブレイクアウトして、ここから新規買いと売り勢力の損切りを巻き込んで大きく上昇していくと期待される場面で、為替レートがなかなかドカン!と上昇しないケースも「伸び悩み」と呼ばれることがあります。
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以上、FX専門用語「伸び悩み」の意味と解説についてお伝えしました。