二番底とは、下落していたレートが底を打って安値をつけた後、再び下落して安値をつけた状況のことです。
一般的にはダブルボトムの「右側のボトム」のことを指します。
別の見方として、ダブルボトム全体を最安値として捉え、次に再度下落してつけた安値を二番底という場合があります。
実際のトレードでは、今の反転上昇が二番底になるのかどうかは分かりません。
基本的には二番底が形成されたことを確認してから、それを「下げ止まったサイン」として受け入れて、買いトレードのタイミングを図っていくことになります。
ダブルボトムの右側のボトムを二番底と見る場合、ネックラインを抜けることを確認してから買いを検討するのが妥当と考えられます。
また、ダブルボトム形成後の次の安値を二番底と見る場合は、既にネックラインを抜けているなら、小さな下げ止まりが形成された時点で買いを検討することも可能です。
どちらにせよ重要なのは、大きな流れの方向性(上位時間足のトレンド方向)と同調しているかどうかです。
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関連用語 ダブルトップ・ダブルボトム、大底、底を打つ、三番底、トリプルトップ・トリプルボトム
以上、FX専門用語「二番底」の意味と解説についてお伝えしました。