「ナローレンジ」とは?

ナローレンジとは、レンジのなかでも値幅が特に狭いもののことを指します。

為替相場(FX)におけるレンジの幅については、絶対的な指標があるわけではないので、あくまでも相対的なレンジ幅の比較になります。

ナローレンジになっている背景要因は様々ですが、主に考えられる相場状況としては「深夜の時間帯で相場参加者が少ない」「米雇用統計や政策金利発表といった重要指標の発表前で模様眺めになっている」「サマーホリデーやクリスマス休暇で機関投資家や大口トレーダーがいない」といったものが挙げられます。

ナローレンジは値幅がとても狭いため、通常のレンジ相場でのトレード手法が通用しにくい傾向があります。

例えばユーロドルの5分足チャートで、10pips少々のナローレンジになった場合、レンジ上下限からの逆張りをするには高い技術を要します。

かといってブレイクアウト狙いをするにしても、ダマシの可能性が高まっている状況ですし、そのまま膠着状態が続く確率が高いため、リスクばかりが高まります。

このようにナローレンジの状態は、一般的にトレードには向かず、余程経験や検証を積んでいない限りは、様子見(スルー)しておくことが望ましいと考えられます。

関連用語 レンジ相場、スクイーズ

以上、FX専門用語「ナローレンジ」の意味と解説についてお伝えしました。

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