もみ合いとは、為替取引において小幅な値動きが続いて、値動きに方向感がない相場状態のことです。
上下どちらに行くのかはっきりしない様子を指して「ヨコヨコ」と呼ばれることもあります。
FXでは「もみ合い」と「保ち合い」が区別されずに曖昧に使われているケースが目立ちますが、実際に正確な定義が存在するわけではないため、いずれも慣用的に使われているのが実情だといえます。
これは私案ですが、強いて分類するならば「もみ合い」は値動きの状態を指し、「保ち合い」はチャートに現れる形を指すものと考えることが出来るでしょう。
例えば、為替相場のトレンド中に現れた狭いレンジは「保ち合い」であり、そこでは「もみ合い」が起こっている──と見立てるのが現実的だと考えられます。
以上、FX専門用語「もみ合い」の意味と解説についてお伝えしました。