ロットとは、FXで通貨ペアを取引する際の売買単位のことです。
FX会社によって1ロット当たりの通貨数は異なり、以前は1ロット=10万通貨とするFX会社も多く存在しましたが、現在一般的に1ロットといえば1万通貨のことを指します。
ロットには「ひとまとまり」という意味があり、FXでも通貨ペアの取引における「ひとまとまり」を定めるものとして「ロット」が用いられています。
各FX会社で実際に取引可能な「最小単位」をロットとして設定・提示している場合が多いわけですが、ロット数とは別に実際の取引最小単位を別個に定められている場合もありますので注意が必要です。
例えば、あるFX会社で「1ロット=1万通貨」と明示されている場合、実際の取引通貨単位も1万通貨であるケースと、「最小取引単位は1,000通貨」というように別個に設定しているケースがあります。
この場合、実際の取引通貨単位をロット数で表すならば「0.1ロット=1,000通貨」ということになります。
関連用語 通貨単位
以上、FX専門用語「ロット」の意味と解説についてお伝えしました。