「ロスカット」とは?

FX取引におけるロスカットとは、含み損となっていたポジション決済して損失を確定させることです。

これはロスカットの広義の意味であり、このロスカットのことは通常「損切り」と呼ばれます。

大切なトレード資金である証拠金が破綻してしまうことを避けるため、ロスカット(損切り)を実践していくことがFX取引ではとても重要です。

もう一つのロスカット「強制ロスカット」

またFX取引には、ポジションの含み損が証拠金に対して一定割合を超えてしまった時点で、FX会社によって強制的に決済(損切り)されるという仕組みがあります。

FX取引で「ロスカット」という用語を使う場合は、この強制的な決済の仕組みのことを指し、FX会社側が強制的に決済してしまうことから「強制ロスカット」と呼ばれます。

ポジションが強制ロスカットされるのは、リアルタイムで証拠金維持率を下回ったときです。

しかし強制ロスカットの前に、まず証拠金維持率が危険な水準に低下した時点で、FX会社から「マージンコール」が送られてきて、追証・おいしょうを求められることになります。

証拠金を入金して追加することで、その場は強制ロスカットを免れることが出来ます。

ですがマージンコールとなった段階で、トレーダー側は何かしらリスクマネジメントが上手くいっていない(リスクを取り過ぎている)ということを認識する必要があります。

なお、FX取引のようにレバレッジを利用した取引では、損失額が証拠金を上回ってしまうケースが発生する可能性があります。

もし損失額が証拠金を上回ってしまった場合は、証拠金が失われる上にさらなる損金をFX会社から請求されることになってしまいます。

損金が請求される状況はトレーダーとFX会社の双方にとって負担となるため(支払いコストと請求コスト)、強制ロスカットとマージンコールという仕組みによって、事前にお互いの損失リスクを限定するようになっているのです。

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関連用語 ストップ・ロス・オーダー

以上、FX専門用語「ロスカット」の意味と解説についてお伝えしました。

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