ローカルカレンシーとは、外国為替市場(FX取引)において、流動性が乏しいため通貨取引が自由にできない通貨のことです。
世界的には多くの通貨がローカルカレンシーに該当し、米ドル、ユーロ、日本円、ポンド、スイスフラン、カナダドル、ニュージーランドドルなどの主要通貨と呼ばれる通貨以外はみなローカルカレンシーといっても良いほどです。
実際にFX取引ツールのチャートで主要通貨以外のマイナーな通貨ペア(トルコ・リラや香港ドルなどが絡む通貨ペア)のレート配信状況を観察してみると、スプレッドが非常に広かったり、レート配信の頻度が低くて値が飛ぶ様子が見て取れます。
言い方を変えると、基本的に通貨というものは交換(外国為替取引)が難しいものであり、基軸通貨を中心に、世界で信用度の高い限られた通貨がマーケットで取引されることによって流動性が生まれている、ということになります。
関連用語 メジャー通貨、エマージング通貨、安全通貨、基軸通貨、避難通貨、マイナー通貨
以上、FX専門用語「ローカルカレンシー」の意味と解説についてお伝えしました。