「流動性リスク(リクイディティ・リスク)」とは?

流動性リスクとは、FX市場の流動性が低くなることによって、取引しようとしてもすぐに売買できなかったり、希望するレートで約定できなかったりするリスクのことです。

英語では「リクイディティ・リスク」と呼びます。

流動性は、為替市場の参加者の数とその通貨取引量や取引頻度によって上下します。

為替通貨の流動性が低くなる要因には主に次のようなものがあります。

  1. マイナーな通貨ペアのため、そもそも売買取引をしている市場参加者と取引額が少ない。
  2. 季節要因(夏休みやクリスマス休暇)などで市場参加者が少なくなっている(閑散相場になっている)。
  3. 突発的な事件や自然災害、政変などによって売買がどちらか一方に偏ってしまい、為替市場で売買が成立しなくなっている。

こうした要因によって流動性リスクが発生すると、為替ポジションの決済が思ったように出来なくなります。

そのため思わぬ不利な為替レートでのポジション決済を強いられたり(過大なスリッページ)、新規ポジションのエントリーが出来なかったり(約定拒否)してしまいます。

そのため、FXトレーダーは流動性リスクについて事前に考慮し、しっかりとリスクマネジメントをしておくことが大切です。

具体的には、トレードする通貨ペアの選定や、トレードを避ける時間帯の設定などをしておきます。

関連記事 FXのリスク。初心者必見、危険への対策と解決方法10記事

以上、FX専門用語「流動性リスク(リクイディティ・リスク)」の意味と解説についてお伝えしました。

厳選FX口座情報

私が使っているMT4口座

現在、私がリアルトレードで使っているMT4口座はOANDA証券です。

OANDA証券のMT4口座は、サーバ接続速度(Ping)が高速でレート更新頻度も高いので、値動きの推移をしっかり捉えられます。

リアルトレードでMT4を使うなら、OANDA証券がおすすめです。

口座開設 OANDA証券|公式サイト

MT4スプレッド2

プロフィール

fx-monoロゴ名前:mono(モノ)
FX歴12年のトレーダー。

トレードで収益を上げながら、小さなビジネスも経営しています。心理学や脳科学などの専門知識を活かして【トレード技術の上達法】を研究し実践してきました。
詳しいプロフィール

ご意見、ご感想、ご質問はこちらのお問い合わせフォームからお気軽にお送りください。

── この記事をシェアする ──
FXの読み物
タイトルとURLをコピーしました