黒田バズーカ砲とは、2013年4月に日銀が決定した金融緩和のことです。
日銀総裁の「黒田東彦氏」の名前と、その金融緩和の規模の大きさから、黒田バズーカ砲と呼ばれています。
当時、黒田氏は記者会見で「異次元規模の緩和」と説明したように、その規模は2年で140兆円という莫大なものでした。
これは、GDPの20%にも相当し、これに先行して始まっていたアメリカの「QE量的緩和」では、GDPに対し5%でしたから、まさに異次元と呼べるものでした。
下のチャートは、黒田バズーカ砲が打たれたときの、ドル円の日足チャートです。
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以上、FX専門用語「黒田バズーカ砲」の意味と解説についてお伝えしました。