IFO(アイエフオー)注文とは、IFD(イフダン)注文とOCO(オーシーオー)注文を組み合わせた注文方法のことです。
「イフ・オーシーオー注文」とも呼ばれます。
最初のエントリー注文が約定した後に、自動的に決済用のOCO注文が発動される仕組みになっています。
IFO注文は、IFD注文の2つ目の注文をOCOでおこなう仕組みで、エントリーから利益確定や損切りまでの取引~決済の流れを、すべて自動でできる注文方法のことです。
IFD注文では、決済注文は1つしか発注できませんが、OCO注文では一度に2つの決済注文が可能です。
この両者を組み合わせることによって「エントリー」「利益確定」「損切り」の3つの注文を自動的に行うことが可能になるため、とても重宝する注文方式のひとつです。
FXトレードでの具体的な利用法としては、スキャルピングや短い時間足のデイトレードといった、素早い対応が必要なトレードスタイルでの利用が考えられます。
事前に決めておいた利益確定Pipsと損切りPipsでIFO注文を設定しておくことで、あとは相場状況を踏まえつつエントリータイミングを見計らって注文ボタンを押すだけという、シンプルなトレーディングが可能になるわけです。
関連用語 IFD(イフダン)注文、OCO(オーシーオー)注文、指値注文、成行注文
以上、FX専門用語「IFO(アイエフオー)注文」の意味と解説についてお伝えしました。