「ハイ・フリーケンシー・トレーディング(HFT)」とは?

ハイ・フリーケンシー・トレーディングとは、ミリ秒(1/1000秒)単位で為替市場に売買注文を出す、超高速&高頻度の為替取引のことで、アルゴリズム取引の一種です。

HFTと略されますが、これは「High Frequency Trading」の頭文字を取ったものです。

独自のコンピュータ・サーバーから為替市場に注文が出され、その頻度は1秒間に1000回を超すとも言われています。

為替市場(FX取引)の売買注文の偏りや、経済指標・ニュースの解析、膨大な値動きの統計情報などを元にしてアルゴリズム取引が行われます。

高頻度でエントリーと決済を繰り返し、小さな利益を数多く重ねていくのが、このハイ・フリーケンシー・トレーディングの特徴です。

常に膨大な量の注文が飛び交うことになるので、為替市場(FX取引)に大きな流動性をもたらしてくれるメリットがあるものの、予期せぬ事態に売買アルゴリズムが過剰に反応した結果、為替レートの急変をもたらすリスクもはらんでいます。

2010年にニューヨーク市場で起こった「ダウの瞬間的な暴落(フラッシュ・クラッシュ)」は、ハイ・フリーケンシー・トレーディングが原因だったとされています。

このときは、わずか数分でダウ平均株価が1,000ドルも下落しました。

関連記事 『閑散相場』とは?フラッシュクラッシュのリスクと対策をチャートで解説

関連用語 アルゴリズム取引流動性

以上、FX専門用語「ハイ・フリーケンシー・トレーディング(HFT)」の意味と解説についてお伝えしました。

厳選FX口座情報

私が使っているMT4口座

現在、私がリアルトレードで使っているMT4口座はOANDA証券です。

OANDA証券のMT4口座は、サーバ接続速度(Ping)が高速でレート更新頻度も高いので、値動きの推移をしっかり捉えられます。

リアルトレードでMT4を使うなら、OANDA証券がおすすめです。

口座開設 OANDA証券|公式サイト

MT4スプレッド2

プロフィール

fx-monoロゴ名前:mono(モノ)
FX歴12年のトレーダー。

トレードで収益を上げながら、小さなビジネスも経営しています。心理学や脳科学などの専門知識を活かして【トレード技術の上達法】を研究し実践してきました。
詳しいプロフィール

ご意見、ご感想、ご質問はこちらのお問い合わせフォームからお気軽にお送りください。

── この記事をシェアする ──
FXの読み物
タイトルとURLをコピーしました