「ハーディング現象」とは?

ハーディング現象とは、大勢の人たちと同じ行動を取ることで安心を得ようとする「群集心理の傾向」のことです。

分かりやすい例でいうと、「赤信号みんなで渡れば怖くない」 という心理状態のことです。

ある集団が、理性的に考えればおかしな行動をしていたとしても、その集団の中にいると自分一人だけが理性的な行動を取ることは難しいものです。

むしろ、集団と同じ行動を取ったほうが安心して動けるのが人間というものなのです。

こうした傾向によって相場では、とても理性的とは思えない群衆行動が、繰り返し見られることになります。

その典型例は、バブル相場です。

理性的に考えれば、いつか誰かがババを引くことになり、それが引き金になって大きな調整やトレンド転換が生じることが分かります。

しかしその渦中にいると、「みんなが買って儲けているのだから、自分も買わないと損だ」と思い、そうやってトレードすることが正しくて安心できる行動だと感じられるものなのです。

このような群集心理によって、相場はときに理不尽な値動きを生じさせるのです。

関連用語 行動経済学

以上、FX専門用語「ハーディング現象」の意味と解説についてお伝えしました。

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FX歴12年のトレーダー。

トレードで収益を上げながら、小さなビジネスも経営しています。心理学や脳科学などの専門知識を活かして【トレード技術の上達法】を研究し実践してきました。
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