変動為替相場制とは、為替レート(通貨の交換比率)を固定せずに、外国為替市場での需要と供給によって自由に為替レートを変動させる制度のことで、「フロート制」ともいいます。
多くの先進国では変動為替相場制が採用され、日々、外国為替取引が行われています。
変動為替相場制の歴史は意外と浅く、1976年にジャマイカの首都キングストンで開かれたIMF(国際通貨基金)の暫定委員会会議において、その当時の為替取引の現実(実質的な変動為替相場状態)を追認する形で変動為替相場制が正式承認され、正式にスタートしました。
以上、FX専門用語「変動為替相場制」の意味と解説についてお伝えしました。
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変動相場制 - Wikipedia

変動為替相場制(へんどうかわせそうばせい)とは? 意味や使い方 - コトバンク
日本大百科全書(ニッポニカ) - 変動為替相場制の用語解説 - 為替相場を外国為替市場における需要・供給の状態に任せて変動させる為替相場制度。略して変動相場制ということが多い。固定為替相場制に対立する概念。変動相場制は自由変動相場制(フリー・フロートfree float)と管理変動相場制(管理フロ...