始値(はじめね)とは、ある期間において最初に取引されたレート(価格)のことです。
寄付き値(よりつきね)とも呼ばれます。
FXでは一般に始値といえば、ローソク足の四本値のひとつである「始値」を指すものとして用いられます。
1時間足のローソク足の場合、毎時0分以降に初めて成立した為替取引のレートが「始値」としてチャートに記録されます。
同様に、5分足のローソク足の場合は、毎時0分、5分、10分、15分……、55分の区切り以降に初めて成立した為替取引のレートが「始値」となります。
大抵の場合「始値」は、直前のローソク足の「終値」とほぼ同じくらいの為替レートになります。
しかし閑散相場のときには為替取引の頻度が著しく低下するため、FXチャートの1分足や5分足といった短い時間軸のローソク足の場合は、終値と始値の値幅が広くなる(値が飛ぶ)傾向があります。
以上、FX専門用語「始値(はじめね)」の意味と解説についてお伝えしました。