ガラるとは、FX相場で大暴落が起きたことを指す、ネットスラング(俗語)です。語源は「ナイアガラの滝」で、水が激しく落下する様子が、大暴落に例えられています。
下のチャートは、典型的なガラの様子をあらわした、ドル円の4時間足チャートです。
まるで怒涛のように流れ落ちる濁流のごとく、放物線を描いて一気に為替レートが下落していく様子が見て取れます。
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レートが大きく下落することを「暴落」といいますが、ガラは、それよりも更に激しい下落を表現したものです。
相場参加者たちが恐慌に陥っている様子を示しており、まさに「売りが売りを呼ぶ阿鼻叫喚の状況」になっているのが分かります。
こうした大暴落の状況に巻き込まれて想定外の損失に陥らないためにも、万が一のための損切りの逆指値注文は、必ず入れておきたいものです。
以上、FX専門用語「ガラる」の意味と解説についてお伝えしました。