デイ・オーダーとは売買注文の方式の一つで、取引注文を出した当日だけ有効となる注文方法のことです。
FXでは成行注文や指値注文、逆指値注文によって売買注文を出すわけですが、それらの注文の有効期限を決めておくのが、このデイ・オーダーです。
注文(オーダー)を出した日に売買が成立しなければ、その注文は自動的にキャンセルになる仕組みです。
デイ・オーダーの有効期限は、一般的にはニューヨーク時間が終わるまでとなります(午前7時。夏時間は午前6時)。これは「為替市場の一日の終わりはニューヨーク市場がクローズされたとき」という認識にもとづいています。
とはいえ、デイ・オーダーの詳細な有効期限はFX会社ごとに異なりますので、事前に取引説明書(PDFファイルなど)を確認しておく必要があります。
同じように、取引注文を出した週の終わりまでを有効期限とした、ウィーク・オーダーという注文方法もあります。
ちなみにデイ・オーダーのような有効期限がなく、売買が成立するまで、もしくは自分でキャンセルするまで無期限で有効な注文のことを、GTC(Good Till Cancel)注文と言います。
関連用語 ウィーク・オーダー
以上、FX専門用語「デイ・オーダー」の意味と解説についてお伝えしました。