「頭打ち」とは?

為替取引(FXトレード)における頭打ちとは、上昇基調が続いた相場の勢いが鈍り、為替レートが伸び悩んできた相場状況を指します。

為替相場が大天井に達して、これ以上の上昇が期待できない場合と、保ち合い状態(レンジ相場横ばい)で新たな材料が出ることで、再び上昇基調になる場合があります。

天井になって下落してくるのか、それとも再び上昇し始めるのか、それを事前に察知することは不可能です。

トレード戦略としては、実際の値動きを見極めてからトレードするのがセオリーといえます。

下のチャートは、2012年末に野田政権が倒れて安倍政権が始まった時期から、2016年までの、ドル円の週足チャートです。

※クリックすると拡大します。

アベノミクス相場による青天井

最初の大きな上昇のあと、一旦、横ばいの状態に入りましたが、これが最初の「頭打ち」です。

そこから反転して下落していくのか、再び上昇するのかは、この時点では誰にもわかりませんので、次の値動きを待つべき状況といえます。

その後、高値を更新して再び大きな上昇をはじめ、それから同じように横ばいを形成し、二度目の「頭打ち」となりました。

今度は、そこを天井として下落を始めていき、2017年に至ります。

以上、FX専門用語「頭打ち」の意味と解説についてお伝えしました。

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プロフィール

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FX歴12年のトレーダー。

トレードで収益を上げながら、小さなビジネスも経営しています。心理学や脳科学などの専門知識を活かして【トレード技術の上達法】を研究し実践してきました。
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