24時間取引とは、FX取引(為替取引)の大きなメリットを表現した言葉です。
例えば株式市場では、日中に市場がオープンしている時間だけしか取引できません。
ナイトセッションと呼ばれる時間外取引もありますが、自由な取引とはいえません。
しかし為替相場(FX取引)では、世界中の為替市場が銀行間ネットワークによって接続されているため、24時間ずっと取引売買を行うことが可能になっています。
FX取引は、株式市場のような「一つの市場」で行われているのではありません。
世界各地の市場がオープンしている時間がずれて重なり合う結果、常時どこかの地域の為替市場がオープンしている状態になっているのです。
各地で取引されている時間帯はおよそ次の通りですが、株式市場と違って為替取引には明確なオープン時間とクローズ時間はないため、いわゆる早出勢と呼ばれるディーラーによる「現地早朝からの仕掛け」も頻繁に見られます(特にロンドン市場)。
- 東京市場 9:00~17:00頃(日本時間)
- ロンドン市場 16:00~1:00頃(日本時間)
- ニューヨーク市場 21:00~6:00頃(日本時間)
- オセアニア市場 4:00~13:00頃(日本時間)
※サマータイムによって時間が前後するので注意が必要。
関連用語 FX取引、相対取引、東京タイム、ニューヨークタイム、ロンドンタイム、動く時間帯
以上、FX専門用語「24時間取引」の意味と解説についてお伝えしました。