FX用語「き」逆指値注文、逆張り、キーリバーサル、ギャップ…の意味

あ行か行さ行た行な行は行ま行や行・わら行

キウィ

キウィとは、ニュージーランドの通貨「ニュージーランドドル」のことです。

ニュージーランドには、「キウィ(Kiwi)」という名の鳥の固有種が生息していて、この名前が元になっています。

ニュージーランドは、先進国の中でも金利の高い通貨のひとつで、これは、海外からの資金流入を促す目的から高金利に設定されているものです。

ニュージーランドドルは、流通量が少ないため、何か為替変動の材料(指標発表や自然災害や政変など)があると大きな値動きをする傾向があります。

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基軸通貨

基軸通貨とは、国同士の間で、決済や金融取引のために最もよく使われる通貨のことです。

どの通貨が基軸通貨として使われるかは、その時代で、経済力・政治力・軍事力の最も優れた国がどこかによって決まると考えられます。

19世紀ごろをピークに、イギリス・ポンドが基軸通貨としての確固とした地位をもっていましたが、その後、二度の世界大戦を経て力が弱まっていき、戦後はアメリカの台頭によって基軸通貨はドルへと移行して、現在に至っています。

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協調介入

協調介入とは、政府当局による為替介入のひとつで、複数の国の中央銀行が協力して、同じ通貨に対して為替市場に介入することをいいます。

ひとつの国の中央銀行だけの介入よりも、その規模が大きくなるため、為替市場へのインパクトが大きくなる傾向があります。

しかし実際には、各国の思惑が交錯して、足並みがそろわないというケースも見られるようです。

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キャンドル・チャート

キャンドルチャートとは、ローソク足チャートのことです。

ローソク足チャートは日本が発祥であり、数十年くらい前から、海外でも一般的に利用されるようになってきました。

始値高値安値、終値という4つのレートによって、値動きが視覚的にとても分かりやすく表現されているのが特徴です。

例えば、長いヒゲによる「否定の動き」は、終値だけのラインチャートでは捉えられないものですし、バーチャートよりもずっと明確にとらえることができます。

キャンドルチャート

ローソク足チャートをもとに、ローソク足1本のみや、複数のローソク足の組み合わせから、値動きの傾向を読み取ろうとするテクニカル分析の手法があり、これを「酒田五法」といいます。

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逆指値注文(ぎゃくさしね)

逆指値注文とは、現在のレートよりも高くなったら「買い」、安くなったら「売り」をおこなう注文方法のことです。

例えば、買いのポジションをもっているとき、「このレートよりも下落したら損切りをする」と決めたレートに「売りの逆指値注文」をおくことで、損失を限定することができます。

この、損切りのための逆指値注文は、トレードのリスクを限定するための重要な注文となります。

逆指値注文は、損切り用の注文として用いられる場合には、「損失を食い止める」という意味で、ストップ・ロス注文と呼ばれることがあります。

IFD(イフダン)注文や、OCO(オーシーオー)注文などでも、この逆指値注文が用いられます。

損切り以外での逆指値注文の例

他にも、上値抵抗線を上へブレイクしたら、そこからさらに上昇すると見込んで、あらかじめ上値抵抗線よりも少し上のレートに「買いの逆指値注文」を入れておく──というケースがあります。

ちなみに、逆指値注文によるエントリーは、「上がると分かっているなら、いま買えばいいのに」と思われることがあります。

しかしこれは、注目すべき重要なポイントをレートが抜けるのを待つことで、「相場の上昇へのコンセンサスを確認できる」というメリットがあるものなのです。

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逆張り

逆張りとは、その時点での相場の流れに逆らったトレードのことで、そこからレートが反転すると想定して行われるトレードを指します。

反対に、相場の流れにそったトレードのことは、順張りといいます。

逆張りが上手くいくと、相場の反転の初期段階からポジションをもつことが可能になります。

その結果、利益と共に「相場の未来を当てられた」という満足感が得られるため、この魅力にひかれるトレーダーは大勢います。

しかし、初心者は無闇に逆張りに手を出さず、順張りを通じて相場感覚を磨いていくことをおすすめします。

思惑での逆張りは大きな損失のもと

初心者の逆張りには、「もう反転するだろう」とか「反転しないとおかしい」といった、個人的な思惑によるものがよく見られます。

値ごろ感」という日常の感覚を、FX相場に持ち込んでしまうと、そうした思惑での逆張りをしやすくなり、結果的に大きな損失をかかえる可能性があります。

「いくらなんでも上昇し過ぎているから、下がらないとおかしい」「下落して安くなったから、お買い得だ」といった値ごろ感からの判断は、その当人だけに通用するものであり、他の相場参加者たちの心理を無視したものです。

こうした逆張りトレードは、大きな流れに逆らっているため、損切りをしっかり行わないと大きな損失になってしまいます。

下のチャートは、その典型例です。

※クリックすると拡大します。

逆張りトレード

あとから見れば、どうみても上昇トレンドです。売りエントリーしたポイントは、前回高値を抜けたところでのレンジ(1回目の上昇フラッグ)ですから、この時点でも高値を更新していく確率の高い場面だ(上昇トレンドになる可能性がある)という判断は、十分に可能でした。

チャート分析のスキルをあげて、思惑による逆張りの誘惑に流されないようにしなければいけません。

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玉(ぎょく)

玉とは、保有しているポジションのことで、建玉(たてぎょく)とも呼ばれます。

現物の株式のポジションのことを「玉(ぎょく)」と呼ぶことから、保有するポジションのことを玉と呼ぶようになりました。

ちなみに、「玉」には「宝(たから)」という意味があり、これは将棋の「玉将(ぎょくしょう)」と由来は同じで、「自分の宝物のようなポジション」という意味が、この「玉」という言葉には込められています。

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恐怖指数

シカゴにあるオプション取引所(CBOE)が公表している、S&P500を対象とする、オプション取引のボラティリティー・インデックス(VIX指数)のことです。

ちなみに、S&P500とは、ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出している、アメリカの代表的な株価指数のことで、ボラティリティーとは、値動きの変動の幅・大きさのことです。

恐怖指数は、投資家のムード・心理状態をあらわすものとして知られていて、指数が大きいほど相場の先行きに警戒感をもっていると考えられます。

通常は、恐怖指数は10~20ほどで推移していますが、金融危機が生じると急激に上昇する傾向があり、リーマンショックのときの恐怖指数は70を超えていました。

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キー・リバーサル(包み足)

キーリバーサルとは、ローソク足のパターンのひとつで、「包み足(つつみあし)」のことです。

それまでの流れの方向に逆らって、1つ前のローソク足を包むようにして、大きな反対足があらわれる状況を指します。

キーリバーサル(包み足)

キーリバーサルがあらわれると、そこからレートが反転していく傾向が見られますが、絶対ではありません。

大きな流れに逆らったキーリバーサルは、相場参加者から否定されるようにして再び反転していく可能性がありますから、安易にローソク足のパターンだけに従うのではなく、チャート全体の大きな流れを踏まえて判断する必要があります。

関連用語 ローソク足チャートパターンキャンドルチャート酒田五法

ギャップ

ギャップとは、チャートにあらわれる「すき間」のことで、「窓」とも呼ばれます。

具体的には、あるローソク足の終値と次のローソク足の始値との間に、大きなすき間が出来ることを「ギャップが開いた(窓が開いた)」といいます。

ギャップ(窓を開ける)

株式相場では、日足チャートで頻繁に見られるものですが、FXでは、一般的には週末と月曜日の間でしか見られないものです。

重要指標の発表時に、始値が大きく離れたところに付くことがありますが、これは「値が跳ぶ(飛ぶ)」と表現されることが多いようです。

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