FX用語「け」決済注文、現受け、罫線、経済指標、経済成長率…の意味

あ行か行さ行た行な行は行ま行や行・わら行

決済注文

決済注文とは、もっているポジションの反対売買をおこなって、損失や利益を確定させる注文のことです。

決済することを「手仕舞い」ともいいます。

FXでエントリーしてポジションをもったら、決済注文を出すまでは、見た目上の利益や損失は「含み益・含み損」の状態であり、まだ確定していません。

ただし、FX取引レバレッジをつかった証拠金取引なので、含み損によって証拠金維持率を下回らないよう、損切りの決済注文を活用してリスク管理していくことが大切です。

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罫線(けいせん)

罫線とは、値動き(レートの動き)をグラフで表したもので、一般にはチャートと呼ばれます。罫線には、ローソク足チャート、ラインチャート、バーチャートなどの種類があり、トレーダーのスタイルによって使い分けられています。

下のチャートは、左から「ローソク足チャート」「ラインチャート」「バーチャート」です。

※クリックすると拡大します。

ローソク足チャート ラインチャート バーチャート

グラフの縦軸を価格(レート)、横軸を時間としたグラフに、一定の時間間隔で価格をプロットすることで、値動きが映像的に把握できるようになります。

現在では当たり前のものとして扱われていますが、昔は取引所で価格が付くごとに、その価格がボードに書かれて掲示されていました。そのため当時は、時系列でのレートの変化を知る方法が、事実上ありませんでした。

その後、「方眼用紙に、手書きで終値を記録してグラフにする」という方法が浸透していき、コンピュータが普及してからは、現在のように自動化された罫線(チャート)が一般的になっていったのです。

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経済指標

経済指標とは、その国の経済状況を表した、さまざまな統計データのことです。

商業売上や工業生産、物価や金利、労働人口の推移、個人・法人の資産状況、貿易収支など、さまざまなデータを通じて、その国の景気の現状と、今後どうなっていくのかを示していくのが、経済指標の役割です。

経済指標の内容によって、その国の経済状況とその将来性が見えてくるため、FX取引で中長期的なトレードをする際には、重要な判断材料になってきます。

短期トレードの場合は、経済指標が発表されるとき、その内容がマーケットにもたらす影響がポイントになってきます。

市場参加者たちの予想を裏切ったり、上回ったりした場合、そのショックによって短期的に大きな値動きを見せることがあり、これはチャンスであると同時にリスクでもあるのです。

参考記事 『経済指標』とは?指標カレンダーの使い方&指標トレードのリスク

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KOFスイス先行指数

KOFスイス先行指数とは、KOFスイス経済研究所が毎月下旬に発表する、スイスの代表的な景況感指数(経済指標)のことです。

6~9カ月先のスイスの経済動向を示す先行指標のひとつとされていて、もともとスイスは発表されている経済指標の数が少ないこともあり、世界的にも注目度の高い経済指標となっています。

経済成長率

経済成長率とは、その国の経済規模の増加率(パーセント)を示した経済指標で、一般的に国内総生産(GDP)の増加率で表されます。

経済成長率は、四半期ごとと一年ごとに発表され、インフレ・デフレによる物価変動の影響を取り除いた、「実質GDP」と呼ばれる指標を用いて算出されます。

現受け

現受けとは、FX取引において、保有していた買いポジションを、本来であれば差金決済によって取引を完了するところを、そうせずに外貨のままで受け取ることをいいます。

例えば、ドル円が100円のときに10万通貨の買いポジションを持ったとします。

その後、ドル円が105円になった場合、通常は差金決済によって50万円の利益を受け取って、この取引は完了することになります。

このとき、現受けをすると、買いポジションを持ったときの「1ドル=100円」のレートで、10万通貨のドルを受け取ることができるわけです。

その際には、FX会社へ10万通貨分の代金を支払うことになり、この場合だと1,000万円が必要になります(別途、手数料やスワップ金利が発生します)。

現受けは、銀行での交換よりも手数料が掛からないため、出張や海外旅行へ頻繁に行く個人や、輸出入で外貨を取り扱っている企業によって利用されています。

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